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2021年04月24日
徒然の話(ノギハラバシリスク・マラカイトハリトカゲ・モモバラハリトカゲ)
例のツンでデレのないノギハラバシリスク。
最近になってようやく少しは近づく事を許してくれる様に。とは言っても、上の写真くらいの距離が精一杯なのだが。まあ、それほど本気に慣らかすスタイルでもないので、緩々行こうか。
最終的に餌を食う所が確認出来る様になれば良いので。
訃報が一つ。
マラカイトハリトカゲの♀が落ちてしまった。
少し前から目が開かなくなって、餌を食べなくなっていた。目の脱皮不全を疑って温浴させたりしてみたものの、回復に至らず。かなり良い感じに飼えてたし、脱走の常習犯であるくらいに元気だったので悔やまれて仕方ない。この手の小型トカゲは崩れると難しい。
ハリトカゲはあんまりCB化が進んでおらず、かつ産出国が爬虫類の輸出に厳しい傾向があるのでいつ来なくなってしまうか分からない。
一応、マラカイトは仲間内では人気種と言う事もあって比較的CBが出回っているけど、危うい事に変わりはない。飼育する身としては出来れば繁殖を念頭に置きたいので、近く新しい♀を導入したい。幸い、♂の方は問題なく飼えている事だし。
本当は数個体確保すれば繁殖の確率も上がるのだろうけど、如何せん資本がないw
ハリトカゲの類は爬虫類としては安価な部類だけど、かといって2千や3千で買える訳でもなし。一万超えりゃ一般感覚では十分にお高い買い物だろう。
正味、ドワーフモニターとかイワトカゲなんかの高額個体を買える人は頑張ってると思う。
もっと頑張って繁殖させて、少しでも流通を増やして欲しい。
ホント、お願い(他力本願)
で、死体を回収するついでに他の個体の確認をしようとケージ内を探っていたら、こんなモノが出て来た。
卵。ご覧の通り、めっさ小さい。
亡くなったマラカイトが遺したモノではない。
マラカイトは卵胎生で、直接子トカゲを産むタイプ。となると、必然的にコレの親は同居しているモモバラハリトカゲの方。
こちらも一応ペアで飼ってたけど、同じハリトカゲだから漠然と卵胎生だと思ってた。正直、ビックリ。
そして、本格的に資料がない。
だろーなー。
こんなトカゲだもんなー。
左が♂で右が♀。
華がない。
清々しい程に、華がない。
めっさ小さいし、素早いし、ハンドリングなんて明らかに出来るタイプのトカゲではない。
一応、『モモバラ』の名前の通り♂の腹が桃色に染まるのが売り……なのだが、ハッキリ言って申し訳程度と言うのもおこがましい程に薄い。と言うか、禄に触れもしないのに腹が綺麗だから何だと言うのか。
それで値段はあのベトナムクシトカゲより高額なのだから。
いやまあ、ハリトカゲの例に漏れず爬虫類としては安価なのだけど、このトカゲに6千8千出せるかと言うと、考え込む人が多い様な気がする。
まあ、飼ってみれば丈夫だしそれなりに観察してて面白いのだけど。
と言う訳で、殖やす旨味もほとんどないので多分大半がWC。
うっかりすりゃいなくなるパターンなので、殖やす気はあったから良い傾向ではある。
……にしても、小さい。生まれる子供は、どんなモンなのだろう……。
今の所、凹む事もなくカビる事もなく。多分順調。孵化が楽しみな反面、不安も大きい。
コイツラに関しても話したい事があるけれど、長くなったから今回はここまで。
また、後日。
2021年04月15日
2021年04月11日
ヤツに『デレ』はない……な話(インドシナウォータードラゴン・ノギハラバシリスク)
『学校の怪談』の二次小説を書いてる間、飼育動物達の話から遠ざかっていた訳であるが。
その間にお迎えした二匹。
『インドシナウォータードラゴン』と、
『ノギハラバシリスク』である。
……何でウォータードラゴンは立派な写真があるのに、バシリスクの方はこんなのなのかって?
だってコイツ、滅茶苦茶臆病で人前に出てこないんだもん……。
ウォータードラゴンはかなり図太くて、お迎えした日からキョドキョドする様子もなく。初っ端からピンセットから餌食べた(と言うか、ピンセットからじゃないと反応しない。それはそれでどうかと思うが……)
寝てるのを無理無理起こした後でも、寝ぼけながら食べるので多分ハンドリングしながらでも食べる。
面倒がなくていい。
しかし、同時にお迎えしたバシリスクの方は凄いビビリ。導入当初ならまだしも、一ヶ月近く経った現在でもまともに姿を見る事が出来ない。
人以外には無頓着な様で、一番上の写真の様に同居のウォータードラゴンとは特に確執もなくやっている(並んでバスキングしてるでしょ?)
けれど、少しでも人の気配を感じると脱兎の如く寝床と定めてるコルクチューブの中に消える。
メッチャ早い。
流石に寝てる時くらいは近づかせてくれるが、それ以外の時は先の全体写真くらいの距離が限界。
お陰で、まともな写真は先の二枚の様に寝てる時のモノばかりである。
もっとも、バシリスクがこう言う性格だと承知の上で飼い始めたのだから、別に不満がある訳ではないが。
餌の方はコオロギをただ放り込んでるだけだが、事前にウォータードラゴンにはガッツリ冷凍コオロギを満腹になるまで食べさせてから放虫してるので横取りはされてない筈。
食べてる姿は今だ見た事がないけれど、入れたコオロギはすっかりいなくなる。遠目に腹が膨れてるのも確認しているし、心配はないと思う。
にしても、流石に捕食シーンも見れないんじゃつまらないので、せめて目の前で食うくらいには馴染んで欲しい気がする。
ホントに、
とか、
みたいに引っ込み思案で餌食いが確認出来ない連中は、なかなかに心配だったりする。
まあ、ベタベタ触る趣味も利点もないし、時間をかけるしかない。
以前はその手の筆頭だったオオアシカラカネトカゲも、今じゃコオロギばら撒けば出てくるし。
ゆっくり行こう。
その間はコイツで癒す。
2021年04月08日
色々あった……な話(訃報とか色々)
久方ぶりの爬虫類話。
まあ、色々あったけど。一番ガックリ来たのはベトナムクシトカゲが落ちてしまった事。
割と調子よく飼えてると思ったのに、ある日「アレ?」と思ったらそこから二日で落ちてしまった。
何が切っ掛けになってしまったのかが、分からない。とにかく、やっぱり小型樹上性のトカゲは難しいの極み。
飼育期間は約半年。前回に比べればマシだし、ほぼ最後まで餌食いは維持出来たんだけど。
やっぱり、自分には難易度が高いのかもしれない。素直に、その道のプロの方々に任せるべきか。好きなんだけど、殺す事が分かってちゃあなぁ……。
サキシマキノボリトカゲ(この子)らは、今んとこ良い感じなのだけど。
まあ、悪い事ばかりじゃなかった訳で。
ホウセキカナヘビの交尾を確認。エライ体格差あるけど、正味この大きさでメスが発情するとは思わなんだ。で、二週間後に……。
産卵したよ
経過は一個除いて大体良好。孵化すると良いなぁ。
あと、アメイロイボイモリの最後の一匹が上陸。
現在、人工飼料への餌付けもクリアしてすこぶる順調。
あとまぁ、何匹か新入りもいるけれど。そいつらは追々。
動画も幾つか。
コッソリ新顔も混じってるわネw
ではでは。
……実は新しい扉も……。