2011年12月20日
霊使い(遊戯王OCG)その3・葛藤編
(前回までのあらすじ)
― 新パックにおいて「水霊使いエリア」というカードに出会った土斑猫は、遊戯王の世界に新たな可能性を感じ取ったのであった…というのもつかの間、そのカード達が実に使いづらいという事実に驚愕するのであった…。
― 効果・リバース:このカードが表側表示で存在する限り、
相手フィールド上の〇属性モンスター1体のコントロールを
得る。―
この効果、いわゆる「洗脳効果」というやつで、普通なら非常に強力な部類に入ります。
実際、現在この手の効果を持つカードは一部を除いて軒並み禁止カードになっています。
じゃ、なにがいかんのか。洗脳できるモンスターの属性が限定されている、というのもありますが、何よりまずいのがこの一文。
効果・リバース
効果・リバース
…大事な事なので2回言いました。
これがどうゆう事なのかと言うと、このゲーム、モンスターを場に出す際には表側攻撃表示と裏側守備表示のどちらかを選ばないといけないのです(詳しいルールを知りたい方はこちら→http://yugioh-wiki.net/)。
そして効果・リバースという一文は、一度裏側守備表示で出した後、表に返らなければ発動しないという事です。モンスターの表示形式は一ターンに一度しか決められないので、必然的に彼女達は裏側守備表示のまま、次の相手ターンを待つことになります。それをしのいで次の自ターンにリバースし、初めて効果が発動される事となります。
ここで問題になるのが、今度は彼女達のステータス。彼女達のステータスはそろって
ATK/500 DEF/1500
ATK/500 DEF/1500
ATK/500 DEF/1500
大事な事なので三回言いました。ATKは攻撃力、DEFは守備力。つまり彼女達は1500の守備力をもって相手の攻撃に耐えなければならないのです。しかし、それは儚く可憐な彼女達にとってあまりにも過酷な試練。
当時の主力アタッカー達の平均攻撃力は確か1700以上。それどころか、攻撃力・守備力関係なしに裏側表示のカードを破壊する効果を持つカードまでありました!!結果、哀れ、彼女たちは効果を発動する間なく破壊され、その儚い命を散らす事となるのです。
…こんな事が許される筈がありません。小生は待ちました。彼女達がその力を存分に発揮し、活躍出来るデッキ構成を可能とするサポートカード達の登場を…そして↓
出ました!出ました!!いける!これならいける!!霊術は効果が軒並み優秀、憑依装着の攻撃力はアタッカーとして十分です。これならいけるぜーー、と小生はこれらのカードを積んでデッキを作り、早速弟に挑みました。
弟のデッキ→「暗黒界(ガチ)」
…orz
まだです。まだ終わってはいません。小生は「砂漠の光」や「幻惑の巻物」等サポートカードを投入!デッキを再構築して再び挑みました!!
弟のデッキ→「暗黒界(いつの間にかゴルドが加わってさらにガチ)」
…小生は彼女達をカードケースに入れ、大事にしまいました。
こうして、小生の彼女達を巡る葛藤は終りを告げたのでした…。
終
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posted by 土斑猫(まだらねこ) at 10:38| 雑談