組織均衡論
バーナードとサイモンの組織均衡論では、組織の参加者が自分の「貢献」とそれに対する「誘因」を比較し、これらのバランスが取れていると感じた場合に組織への参加を続ける。この均衡が保たれることで、組織の安定性と持続性が保証される。したがって、「誘因」と「貢献」を比較考量して判断することが、組織均衡論の中核的な概念となる。参加者は「貢献」よりも「誘因」が大きいと知覚することで、組織への参加を継続する動機になる。「貢献」より「誘因」が大きいと感じることで、参加者は組織への関与を正当化しやすくなる。
組織の「有効性」
バーナードの理論では、組織の「有効性」とは、参加者個々の目的の達成度合いでなく組織が外部の目標を達成する程度を指す。
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