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2021年04月23日

企業経営理論 〜事業の経済性@(スピードの経済等)〜

スピードの経済とは、情報の活用により不確実性をなくして無駄を取り除き、様々なスピードを上げることで得られる経済的な便益のことである。
先発企業の戦略

先発企業の優位性

@経験曲線効果を得られる
A希少資源を利用できる
B模倣に対する障壁を築くことができる
先発企業の不確実性

@先発企業が特許取得によって得られる利益機会
A特許取得により独占した技術の顧客ニーズへの合致
タイムベース競争

タイムベース競争とは、日本企業が世界でも競争力のある製品を輩出できた要素の一つとして、開発から顧客の手に渡るまでの時間を短縮し、 他社よりも早く発売するという「時間」に着目して競争力を高める考え方である。様々な時間を短縮することで先発優位を得て、経験(曲線)効果を早期に得ると共に効果的な顧客サー ビスを生み出し、技術やヒトのなどの経営資源を先取りすることができる。
タイムベース競争の効果としては以下が挙げられる。
・生産リードタイム短縮→原材料コスト削減、原材料購入にかかわる金利も削減できる
・開発から発売までの期間短縮→顧客の需要に対応でき販売機会損失回避することでの売上増加が期待できる。
・最初に市場投入することで、商品=ブランド名となりブランド認知が高まることでの売上増加が期待できる。
・顧客へのサービス迅速化、ニーズへ俊敏に対応、市場でのブランド認知向上、供給する製品・サービスの付加価値が上昇し競合よりも高い利益率が得られる。
・生産リードタイム短縮→売れ残り(在庫)回避→リスクの低減
経験(曲線)効果

累積生産数量が増加することにより総付加価値コスト(直接人件費、製造間接費、輸送費、 販売費および一般管理費等)が削減されることである。規模の経済性(1回あたりの生産量を増加させるとコストが低下する) とは別物であることに注意する。製品開発では、最初に製品を生産・販売することで競合他社よりも早期に量産化することで経験効果を連続的に享受できるような先発者の優位性が生じる。なお、経験(曲線)効果は大規模生産によってではなく、 生産量の累積によって得られる。
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