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アクティブママURARA
現在10歳の息子と暮らしています。 5歳で知的と言われた息子が 現在は知的なしで普通学級だけで 過ごせるレベルのところまで伸ばした方法を 世の中の発達の気になる子どもに 関わる様々な方々に少しでも私の経験や知識を 共有できたらと思います。 その他気になる事柄にも触れて行きます。
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posted by fanblog

2017年10月17日

ASD・PDD・知的障害の体の力み(りきみ)の失くし方

前にDCD(発達性協調運動障害)のことを

話したが、

https://fanblogs.jp/una0428/archive/57/0

それと深く関係する話だ。

発達障害児で立ち姿や歩き方などが

ぎこちなく感じる場合、身体に

余分な力を入れてしまっていて

スムーズな動きができないでいる。

IMG src="dragonball-piccoro-power-charge"alt="ドラゴンボールのピッコロが力む".JPG

しかし、当の本人はその力みのある状態

が普通でなれてしまっているために、

「身体から力を抜いてね。」と伝えても、

どこをどうやって力を抜いていいのか

わからない場合が殆どだ。

(勿論、これには骨の歪みや体幹の弱さ等

が相互に影響もし合っていて、日々の

生活習慣など相まって起きている。そして、

有害金属汚染による運動神経のシナプスの

脆弱性等も当然理由にはある。)

そんな時、教える方も「力を抜くって

ダランと身体をさせること」など言葉の

羅列でしか伝えられない。

子供の身体をさすったり、撫でたり、

引っ張っても、叩いても、同じ事だ。

では、どうやって力を抜かせるかというと

思いっ切り身体に力を入れさせれば良い。

歯を食いしばらせて、怒りをイメージさせ

ググっと力を入れたら、

「はい、やめて。」

ぱっとやめさせてみる。

そして、すかさず

「そう、それが力を抜くっていうこと。」

と伝える。

それを3回程繰り返す。

それも難しいのなら、

買ってきた重い米を持たせてみて、

ぱっと置かせるでもいい。

そこでも当然、「脱力できたね。」

などの声かけもする。

そうやって、力を抜く感覚を覚えさせるのが

一番早い。

これは、拮抗抑制(きっこうよくせい)と

いう反射を利用して筋肉を緩める方法だ。

拮抗抑制とは、主動筋群が反射や随意運動に

よって収縮した際に、

その拮抗筋群の働きは抑制されて弛緩すると

いう現象のことだ。







このメカニズムを理解するためには

Ta群求心性神経と、α運動ニューロン、

抑制性介在ニューロンなどの知識が必要と

なり、難しくなるので詳細は割愛するが、

サラリと話すと、筋紡錘というセンサーが

筋肉が縮んだという情報を脊髄に伝え、

その情報を元に、脊髄は拮抗筋を緩める信号

を出すのだ。


Bc9ZySuCAAAMv1r.png

なので、筋肉を縮ませる動きをすることで

反射として筋肉が緩むのだ。



言葉でダメなら反射でも何でも使って

とにかく本人のわかる・できる指導で

改善に導こう。

力みがなくなれば、また相乗効果で

他の面も改善されるのがわかるだろう。







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(↑まぁ、表情はこうなってないが、

身体はこうなってる状態。)
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