2017年10月15日
発達性協調運動障害がASD・PDD・知的障害に併発すること
発達障害の子供に良く見られるのが
「DCD」つまり「発達性協調運動障害」だ。
「DCD」とは個々の身体機能に問題がないにも
かかわらず、脳が運動をコーディネートでき
ない障害だ。
体操や球技のような複雑な運動で問題になる
だけではなく、定型発達の子どもならば誰で
も難なくこなせるような、「床にボールを弾
ませる」「片足でバランスを取る」といった
簡単な運動においても、その不器用さが
表出する。
親や教師は、わざとやってふざけているので
はないかと思う程に、理解できない動き
をする。
息子もやはり、DCDの気があって
逆上がりができたのが小学2年生に上がって
からだった。
年中の頃から家に布団干し兼用鉄棒を購入し
来る日も来る日も練習させたが、全く
できる兆候すらなかった。
身体の体重移動感覚のなさや地面の
蹴り上げる感覚、何より鉄棒をグッと
握る力の弱さ、そして頭が逆さまになる
ことへの恐怖心等、あまりにも問題が
山積みの課題が多く見て取れた。
では、何故逆上がりができるようになった
のかというと、一つ一つの動きを丁寧に
分解して子供の身体に叩きこんだからだ。
そして、一つ一つの動きをまずは二つ
同時にさせる、それができたら違う組み
合わせで二つとしていき、最後に全て
同時にできるようになるという流れだ。
息子を見ていて、こういうやり方を
思いついたのだが、実は有名人でも
同じようなやり方で素晴らしい運動神経の
タレントがいる。武井壮だ。
彼は、普段から自分の身体の一つ一つに
意識を向けて、身体が自分の思ったように
動いているか常にチェックして、できない
動きのトレーニングをしているらしい。
40歳を過ぎても維持されているあの運動神経
は、まさに「一つ一つの動きを自分が思った
ように完璧に身体を動かす能力」なのだ。
「DCD」の子供も、脳で命令した通りに
身体が上手く動かせない、どのような
身体の使い方をしたらよいのかわからない
ことができないことに繋がっている。
つまり、一つ一つの動きができるように
日々できない動きができるように練習を
させることこそ、この障害を乗り越える
方法だ。
息子も、今では運動神経が良いと思われる
レベルになっている。
元々、子供は動くのが大好きなのだから
上手く伸ばせば後は勝手に遊びながら
自然練習してくれるようになる。
小さい内から上手に運動神経を
伸ばそう。
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「DCD」つまり「発達性協調運動障害」だ。
「DCD」とは個々の身体機能に問題がないにも
かかわらず、脳が運動をコーディネートでき
ない障害だ。
体操や球技のような複雑な運動で問題になる
だけではなく、定型発達の子どもならば誰で
も難なくこなせるような、「床にボールを弾
ませる」「片足でバランスを取る」といった
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表出する。
親や教師は、わざとやってふざけているので
はないかと思う程に、理解できない動き
をする。
息子もやはり、DCDの気があって
逆上がりができたのが小学2年生に上がって
からだった。
年中の頃から家に布団干し兼用鉄棒を購入し
来る日も来る日も練習させたが、全く
できる兆候すらなかった。
身体の体重移動感覚のなさや地面の
蹴り上げる感覚、何より鉄棒をグッと
握る力の弱さ、そして頭が逆さまになる
ことへの恐怖心等、あまりにも問題が
山積みの課題が多く見て取れた。
では、何故逆上がりができるようになった
のかというと、一つ一つの動きを丁寧に
分解して子供の身体に叩きこんだからだ。
そして、一つ一つの動きをまずは二つ
同時にさせる、それができたら違う組み
合わせで二つとしていき、最後に全て
同時にできるようになるという流れだ。
息子を見ていて、こういうやり方を
思いついたのだが、実は有名人でも
同じようなやり方で素晴らしい運動神経の
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彼は、普段から自分の身体の一つ一つに
意識を向けて、身体が自分の思ったように
動いているか常にチェックして、できない
動きのトレーニングをしているらしい。
40歳を過ぎても維持されているあの運動神経
は、まさに「一つ一つの動きを自分が思った
ように完璧に身体を動かす能力」なのだ。
「DCD」の子供も、脳で命令した通りに
身体が上手く動かせない、どのような
身体の使い方をしたらよいのかわからない
ことができないことに繋がっている。
つまり、一つ一つの動きができるように
日々できない動きができるように練習を
させることこそ、この障害を乗り越える
方法だ。
息子も、今では運動神経が良いと思われる
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