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2017年05月17日

大学生時代の塾講師のアルバイト

私が教育に初めて携わったのは、学生時代に集団指導の塾におけるアルバイトでした。それがきっかけで今の職にも繋がっています。

現在、学校の先生や塾講師として生計を立てている方の中でも、私と同じように、アルバイトが入口だった方は多いのではないでしょうか。

・時給の高さ
・スーツへの憧れ
・人前で喋るスキル

これらに惹かれて、採用試験に臨みました。筆記試験と適性検査(人格的な問題がないかの確認)はスムーズにクリア。
しかし、それからが地獄でした。

恐らく、集団指導で教鞭をとったことがある方は全員が経験し、あまりお好きではないものかと…そう、模擬授業です。

模擬授業とは、「生徒がいるものと仮定して」授業の練習をします。

・実際にホワイトボードに板書の練習
・実際の授業を想定して、声を張り上げて練習
・「この問題は分かるかい?はい、佐藤くん!」とか、生徒を当てる練習(もちろん、教室の中に佐藤くんなんていません。)

この模擬授業が、非常に辛かったです。以下、3点に分けて書きますね。

@校舎内に自分しかいないのなら、まだマシですが、試用期間中のアルバイトに鍵を預ける訳もなく、社員は居るのです。その他人に声が聞こえる状態で、模擬授業をしている自分に、恥じらいを感じずにはいられませんでした。

Aまた、夕方以降には生徒が来ますが、ちょっと若い兄ちゃんが、そんな練習をしている光景は、子供達の好奇心をくすぐるわけです。当然、「何してるん?」とか、「新人なん?」とか聞いて来る子もいるわけです。後述しますが、これは結構後からもマイナスです。

Bそして、1番嫌なのが、社員立会いの模擬授業。社員ー生徒と仮定して(まずこの仮定に無理がある)、実際に当てたりしながら授業をします。当然、社員から見れば、アルバイトの実力なんてはるか下。ひどい人は、退屈そうな表情を浮かべたりもします。そして、苦しい中で何とか模擬をやっても、その後はダメ出しの連続。これがなかなか精神的にキツイわけです。


ただ、模擬授業をやっている間は本当に嫌でしたが、時間が経てば経つほど、感謝の気持ちが出ています。

実際の授業では、子供達から思いもよらぬ意見が出たりして、思い通りに行かないことも多々あります。そんな中、模擬授業すらまともに出来ないようでは、授業が崩壊してしまいます。

また、これは、自分自身が社員や教室長になってから思い知ったのですが、塾の先生というのは、結構忙しいです。清掃・保護者との懇談・受付対応・会社から振られる業務・授業準備・授業の実施・電話入れ・イベント準備・イベントの実施など、真面目にこだわってやろうとすれば、時間がいくらあっても足りません。そんな中、アルバイトの為に時間を削って模擬授業を見るというのは、なかなか大変です。自分のために、忙しくてもその時間を捻出してくれていたのは、本当に感謝すべきことだと気付きました。

ただ、個人的には、Aだけは、今でも反対です。なぜなら、Aによって、子供達にその先生が新人ということでナメられてしまう可能性が高いからです。塾講師にとって、必要な力は様々ありますが、その中でも「統率力」は非常に重要です。いわゆる、リーダーとしての力です。そのリーダーがナメられた状態で統率ができるでしょうか?答えは、言うまでもなく不可です。つまり、教壇に立つ前から、マイナスになっている状態を作ってしまうのです。

※ひょっとしたら、Aのような形は、私が申し込んだ塾だけかもしれませんし、その塾もやり方を変えているかもしれません。


以上、今回の記事でした。
これから塾講師のアルバイトをしようと思っている方には、少し嫌な話題になってしまったかもしれません。でも、覚悟があった方が、踏ん張りもきくかと思います。

※私個人としては、塾講師のアルバイトは、ちゃんと自身の学業も頑張れるのであれば、かなりオススメです。上述の通り、時給やトークスキルなど、魅力はたくさんありますので。



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