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2017年06月06日

正しい宿題のやり方

 本日はちゃんと勉強に関する話題です。

 首題の通り、宿題のやり方についてなのですが、その前に宿題をやることの意味を確認しておきましょう。

 当たり前ですが、生徒が授業を受けて、その中で新しい知識を得ます。それを使いこなせるように定着させるのが宿題です。この説明からお分かりいただけるかもしれませんが、「授業だけでは力が付かない」ということです。いかに分かりやすい授業をする先生でも、宿題をやらない生徒に力を付けることは難しいです。(その場で原理原則を理解して、応用までできる、いわゆる天才の例は除きます。宿題をまったくしなくても知識を使いこなす生徒がまれにいます。)
 例えるならば、スポーツのコーチが「こうやれば上手くいく」というアドバイスをするのが授業です。そして、それを実践するのが宿題です。宿題をやらないというのは、実践が全くないということですので、実力がつくわけがないですよね。

 つまり、いかに良い先生に出会おうが、いかに良い説明を聞こうが、しっかりと宿題をやり切る家庭学習こそが肝になるわけです。良い家庭学習なしに、効果的な勉強はあり得ません。






 それでは、いよいよ本題です。
 基本の流れはそんなに細かくありません。

 @ 演習 → A 丸付け → B 解き直し

 これが大きなフローです。以下、それぞれの項目について具体的に話します。

@ 演習
 まずは宿題で出された問題を「やる」ということです。当たり前ですが、これすらできない生徒もいます。

A 丸付け
 宿題を頑張ってやっても、気を抜いてはいけません。丸付けという作業があります。自分でやった宿題が全てマルになるという保証はどこにもありません。言うなれば、「自分のダメな所を探す」という作業です。大人なら、自分のエラーを探すのがいかに大事か分かっているのですが、生徒はなかなかその重要性がわかりません。ついつい、「やっと問題解き終わった」という安心感から、自分の作業に対する点検作業を怠ってしまったりするのです

B 解き直し
 Aが終われば、あと一息です。それは、自分のミスを修正する作業です。「自分が解けなかった問題を解けるようにする」というのが、宿題の意味だと思います。だから、この最後のステップを忘れてしまうというのは、これまでの苦労が徒労に終わらせるようなものです
 もう一度言いますが、この瞬間のために、宿題をやっているのです。

 もうお分かりかもしれませんが、PDCAサイクル(Plan:計画 / Do:実行 / Check:確認 / Action:チェックを受けて、ミスを修正するための行動)と同じですよね。Pの部分だけは、講師が決めていますが、それ以外は、生徒が家庭学習で頑張るしかないのです。
 そう考えると、サイクルは単純ですが、実は次元の高いことを要求されているのです。





 ちなみに、上記のステップを守っても、うまくいかないケースもあります。
 その際によく陥っている状況を以下に記します。

ステップ@でのよくあるミス:「生徒が自分の力でやっていない」
 たまにあるのが、「説明を見ながらやる」「保護者の方の説明を聞きながらやる」というケースです。それは、やらないよりはマシです。しかし、その問題は誰が解いたのでしょうか?決して生徒が自分の力だけで解いたとは言えないはずです。

ステップAでのよくあるミス:「×を○にしている」
 実は、よくあります。特に低学年になるほど、それは顕著に表れます。あとは、中1の英語の丸つけなどは、結構ミスが出ます。
 ステップAは、自分に対する点検作業です。それを正確にやれないのは、修正が必要なのに、見落としているということです。
 これがいかに大問題か、言うまでもないですね。

ステップBでのよくあるミス:「赤で答えを写して満足している」
 これは、解き直しを勘違いしているパターンです。解き直しは、自力で解かなければなりません。答えを赤で写すだけなど、何の意味もありません。

 ちなみに、私の塾でのやり直しのルールは以下の通りです。
  1 シャーペンで解き直す
  2 青ペンで丸付けをする(直しであることを自覚するため)
  3 「解き直しでも間違えた問題」を解き直す
  4 以降、1〜3の繰り返し


 別にこれが絶対の正解というわけではありません。要は、「できなかった問題をできるまでやる」仕組みを作ればいいのです。


 以上、かなり基礎の部分に触れる話題でした。

 質問などあれば、仰ってください。



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