あるところに、じいさんがいました。

あのじいさんだれだっけ？とじいさんを見て男がつぶやくと、

あの有名なじいさんをあんたしらんの？ともう１人の男が言う

有名なじいさんって言ってもなんで有名なの？


あのじいさんは、はなさかじいさんじゃん！

ええーあの有名な、はなさかじいさんなの？

嘘だと思うなら、犬をじいさんにあずけてみろ！はなさかじいさんは、

犬をかわいがってくれるから！

男は犬をはなさかじいさんのところに連れて行って渡した。


はなさかじいさんは、犬をみるや、かわいがるどころか

犬のしっぽをつかんでひきづりまわしはじめた。


男たちはじいさんが、犬好きのはなさかじいさんでなく

人違いであったことに気づいた。


じいさんは犬のしっぽをつかんで振り回している。

男は犬がかわいそうになり言った。

はなさんかじいさん！！


はなさかじいさんの話ならぬはなさんかじいさんの話如何でしたでしょう！

「ん」が一文字入ってるだけで、犬好きが一転犬嫌いになるという怖い話でした（笑）


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