日々のつぶやき

日本人サポーターたちがスタジアム内で見せている清掃活動は、

カタールの地で一大ムーブメントとなるほど脚光を浴びている。

その輪は各国サポーターの間でも広まっており、

モロッコやガーナ、サウジアラビアなどの応援団も試合後にゴミ拾いをしている。


ところが「変なヤツ」はどこにもいるもので、

イギリスでSNSエディターなる男が、

日本人サポーター2人がゴミ拾いをする姿を“逆再生”し、

彼らがスタジアムを散らかしているような映像をつくり、

発表したのだ。
　
もちろん本人の真意は私には分からないが、

ただ、映像にこんな【言葉をつけている】

「日本のファンが袋からゴミを取り出し、

笑いながらスタジアムのあちこちに置いていく映像。

みっともないシーンだ」

この「言葉」は余計だった。

案の定、この男性には非難が殺到し、海外メディアからも嘆きの声が上がっている。


ある米メディアなどは、日本人サポーターたちの清掃活動を

「彼らの親切な行ないは称賛に値する」と強調したうえで、

この男がいたずらに作成した動画について、「憤りを覚える」と断じている。

さらに、「多くの人々が感じたと思うが、

これは日本の文化を踏みにじる行為であり、苛立ちを覚えるものだ。

一見すると、問題の動画は、コスタリカに敗れた日本人サポーターたちが

敗北の鬱憤を晴らしているように見えるが、

真実はこれとは大きくかけ離れており、彼らはこの時も清掃を行なっていた」

としている。


日本のSNS上でも、日本人サポーターたちの親切心を小馬鹿にしたようなこの編集には、

「恥ずかしい」　　

「何が面白いの？」

「滑っている」と非難轟々のようだ。


このエディター、センスがない。

私は、井川意高氏か舛添氏の仕業かと思った。