日々のつぶやき

皆さん、

あなたが嫌いな「虫」を教えてください、

言われて思い浮かぶのは何でしょう。


間違いなく上位にランクインすると思われるのに

「ゴキブリ」

がいます。


人間にとって、これは「やっかい」な虫です。

「少子化」など全く関係ない繁殖力を持っています。

一番ポピュラーなのが、

体長４〜５センチはある「クロゴキブリ」。

今では北海道まで縄張りをひろげているようです。


４０年前、私の部屋で遊んでいた北海道出身の友人が、

部屋の隅の何かをジィーと目で追って、

一言「何で部屋の中にコオロギがいるの」。

ゴキブリを見たことがなかったようです。


しかし、彼らは、

なぜ自分たちが不当に嫌われるのかわけが分からないことでしょうネ。

私は1階に住んでいるので、

３年前まで春から秋にかけて、

毎日のように対面していました。

どこから入ってくるのかわかりませんが、

彼らは背中とお腹が何かに触れていると幸せらしいので、

少しの隙間から侵入してくるのでしょう。


一昨年、ある人から「コンバット」は結構効き目がありますぜ、

と言う情報をもらって試したところ、

見事に姿を見せなくなりました。

昨年も同種のものを設置しました。

対面できません。

なんだか、寂しいですね。



昔、小麦粉にホウ酸と刻んだ玉ねぎを混ぜて

ゴキブリ退治用の団子をつくっていました。

これは結構効き目がありましたね。


ホウ酸団子で思い出した事件を一つ。


ある日、めずらしくデスクワークをしていたら

「ハイ、コレ」と言って

テイシュにくるんだ白っぽい団子を3つばかり置いていくので、

「アリガトウ」と返事をし、

一息ついたところで手を伸ばし一つをパクリ。

ちょっと酸っぱいだけで美味しくもなんともない。


しばらくして、みんながいるところへ行って

「さっきの団子は誰かのお土産 ?

ちょっと酸っぱかったけど・・・」と聞いたら　

「エッ ! ! 食べたんですか (‘’_’’)」　

「ウン・・・もちろん・・・食べたよ」。


　部屋中のやつら十数人

「エーッ　なんてことを」と唖然とした後、

持ってきた一人を除いて下を向いて

吹き出しそうになるのを必死にこらえている。

「(´･ω｀･) ｴｯ ? 何で」。

その内一人が耐え切れなくなって爆笑。

つられて全員腹を抱えて大笑い。

団子を持ってきたヤツもホンの少しだけ

申訳なさそうにしながらも涙を拭き拭き　

「あれ、ゴキブリ用のホウ酸団子です」。

今度はコッチが「(´･ω｀･) エーッ ! ! 」。　

「大丈夫ですか」。

大丈夫も何も食べちまった物はどうしようもない。

「べつに今は大丈夫そうだけど・・・・

明日の朝、触覚が生えてるかもね・・・」



その年の忘年会、

社内十大ニュースの特別賞をもらってしまった。

副賞はもちろん「ゴキブリホイホイ」。


以来、ゴキブリ野郎とは呼ばれはしないものの、

ゴキちゃんになんとなく仲間意識というか

親近感を持つようになったのは・・・

たぶん・・・

気のせいだと思うのだが・・・