日々のつぶやき

フィリピンの大統領がドゥテルテさんからマルコス大統領に変わった。

フィリピンのマルコスと言えば長い間独裁を続けた大統領、

奥さんが「靴」のコレクションをしていて大量の「靴」を所有していた・・・

となるのだが、新大統領はその息子らしい。


やや、心配しているのだが、２５日、就任後初の施政方針演説を行った。

その内容は至極健全な財政運営やインフラ投資、農業分野の成長力強化に注力する姿勢を

国民に約束した。

また、外交政策では独立した立場を貫くと表明している。

いかなる外国勢力に対しても領土は一切譲らないと強調。

どの国を念頭に演説しているかは言うまでもない。


そして、技術や医療、教育への投資の財源として

新たな税を導入するなどして外国からの借金でなく国内での健全な財政政策運営を行い、

フィリピンに海外投資を誘致するようにしたいとの事だ。

前段はよいのだが、後段は注意が必要だ。

お金が無くなってきてはいるが中国共産党には注意しなといけない。

フィリピンと中国には南シナ海に領土問題が存在している。

スリランカのような馬鹿な事にならないよう気を付けて貰いたい。

困ったら、日本に助けを求めればよい。


次に、また世界的な食料価格高騰を受け、

国内の食料生産を拡大して輸入を削減するため、

農業の近代化によって雇用を創出し成長を支援する。

日本の支援を受ければ良い。


そして何より、ドゥテルテ前大統領のインフラ整備計画の拡張も約束し、

鉄道の建設や設備更新に重点を置くと表明した。

前政権が着手した事業を停止することはないと強調、

対国内総生産（ＧＤＰ）比５─６％のインフラ投資を維持するとした。

ここでもインフラ整備に中国共産党がシャシャリ出てくる。

フィリピンの少し南にインドネシアという見本がある。

ジョコという大統領は中国共産党の口車に乗せられて、

新幹線建設を日本から中国に変更した。

その新幹線はとうの昔に完成しているはずなのだが

完全に頓挫している。


さらに、再生可能エネルギーへの投資を強化する姿勢を打ち出し、

原子力を電源構成に加えることにも前向きだという。

再生可能エネルギーなどを気にする必要などどこにもない。

原子力発電所を建設し、運用すれば良いだけだ。

間違っても、中国や韓国に建設・運用を任せてはいけない。

日本を頼ってくれれば、そう遠くない時に、日本が開発する

小型の原子力発電機器が活用できるようになる。

島が多いフィリピンにはピッタリの原子力発電所になるはずだ。