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2022年07月10日

R&Aはノーマンを拒否

世界のゴルフの一番の権威は、セントアンドリュースの一つのクラブに過ぎないR&Aだ。

かなり長い間、R&Aがルールをつくり、世界のゴルフを牛耳ってきた。

現在はPAGが幅を利かせているが、PGAとてR&Aには一目も二目も置く。

さて、来週は今季メジャー最終戦「全英オープン」だ。

【主催する】R&Aは、開幕前に歴代優勝者が集う祝賀会、

夕食会に新リーグ「LIVゴルフ」を先導するグレッグ・ノーマンを招待しないことにした。

R&Aとしては自らの権威にお金で挑戦しているように見えるLIVゴルフを認めたくないのだろう。


マスターズもそうだが全英オープンも主催するのはPGAでも欧州ツアーでもない。

だから、ノーマンが締め出されても文句は言えない。

世界一石頭、と揶揄されるR&Aの役員に対して

ノーマンは説明が足りていないのではないか。

「金」で選手を集めて・・・ではR&Aを納得はさせられない。

私には、ノーマン陣営の戦略が拙速すぎるのではないか

と思えてならない。


ゴルフは伝統あるスポーツだ。

プレーヤーは紳士・淑女でなくてはならない。

そこに、札束で頬っぺたをひっぱたくようなことをしても

とてもではないが、ウマクいかないのではないか。


R&Aはこう言っている。

「150回目の全英はゴルフにおいて極めて重要な節目であり、

大会とその遺産を祝うことに集中したい。

残念ながらグレッグが出席しても、そうなるとは考えられない。

将来再び、グレッグの出席を許可できる状況を望んでいる」


これに対してノーマンは

「がっかりだ。R&Aの世界のゴルフにおける立場からすると、

そんなことはしないと思っていた。

卑劣だ。

私はコース内外で40年以上に渡ってゴルフをグローバルに成長させきたのに」


私には卑劣だとは思えない。

確かにそうかも知れないが、しかし、自分で自慢してはいけないだろう。

少し、傲慢になっているのではないか ?





posted by smile at 10:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ
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