日々のつぶやき

６日、サッカー代表がブラジルと戦った。

試合は０対１で負けた。

その試合後の論評が面白い。

私は、トゥリオ氏の解説を生で聞いていて、映像は見ていない。

その中で、トゥリリオ氏は日本の反則については

一言も触れていない。

日本がPKを取られた場面を、これはむしろブラジルの反則で、

遠藤選手が先にボールに触れている。

断じてPKではない！

と言っていた。


ところが、試合後のブラジル選手、スタッフをはじめ

メディアも日本の反則が酷かった、との合唱だ。

どうも、納得がいかない。

穿った見方をすると、格下の日本からPKによる１点しか奪えなかった、

言い訳、腹いせのようにしか思えない。

日本はフェアプレイしかしないと決めつけていたように思う。

しかし、現在の代表はほぼ、外国のチームに所属している。

国内でばかり、試合はをしているわけではない。

たとえ、ネイマール選手だとしても、ガツガツ削っていく。

それが出来る選手ばかりだし、それができないとチームで生き残れない。

そのチームでのプレーを日本代表でだすことが出来た。

それだけのことのように思う。

それは、日本代表にとって進化したのかどうか、と聞かれると、

私には進化している、と答えるしかない。

PKを取られた遠藤選手はドイツ・ブンデスリーガのデュエル王だ。

トゥリオ氏ではないが、私は、PKを取られるようなプレーはしていないと思う。



さて、W杯のドイツとスペイン戦に向けてのシミュレーションは終わった。

DFは、めどが立ったのではないか！

誰が出場しても、機能している。

ここに、富安選手がいれば、ドイツといえども、スペインといえども、

そう簡単に点は取られないだろう。

９０分間、緊張を保ち続けられるかどうか。


それに対して、攻撃陣はどうだったか？

やはり、１トップは全く通用しなかった。

大迫選手がいかに素晴らしかったか、試合のたびに感じさせられる。

南野選手は、左では全く通用しない。

周りの選手の問題もあるのかもしれないが！

なぜ、鎌田選手を中心に攻撃陣を構成しないのか、理解不能だ。

鎌田選手は、相手がブラジルだろうと、

ボールを保持して、有効なパスを供給できている。

もしかして、蒲田選手がボールを保持することで

古橋選手の１トップも結果がだせるのではないか。

同様のことが、久保選手にも言える。

久保選手はボールを保持し、ドリブルで仕掛けられる。


このブラジル戦。

枠内シュートは０だった。

これでは、点は取れないし、相手にプレッシャーはかけられない。

つまり、一度も相手キーパーに脅威を与えていないのだ。

これでは、勝てない。

よくて、０対０の引分だ。



いみじくも、ブラジル戦後、柴崎選手がこんなことを言っている。

選手が代われば、戦術も変えないと・・・


その通りだと思う。