日々のつぶやき

「無所属の会」という、怪しい名前の会が

とうとう無くなってしまうようだ。


「会」に所属しているのだから「無所属」は変だろう

と思っていたが、これでスッキリする。

どうしてこうなるかというと、

国会には「会派」という「政党」ではない組織がある。

例えば、自民党と○○とが一緒に一つの「会派」をつくり

活動することができる。


この会も、昨年の衆院選前後のゴタゴタで、

どこの政党にも入れてもらえなかった人たち、

つまり無所属の連中が集まって作ったものだ。


元民主党のお歴々が、

煙たがられてどこの政党からも声をかけられず、

かといって自分から頭を下げて頼むこともできず、

困ってしまってなんとなく作った会と認識している。


したがって、国会内で発言力などあるはずもなく、

昔流にいえば「窓ぎわ」に押しやられ、

縁側で日向ぼっこをして

１日を過ごすしかなくなっているようだ。

メディアに取り上げられることもない。


離合集散の結果出来た政党は、党首以下、野党を大団結して

自民党に立ち向かおうとする能力も気力も戦略もない。

枝野氏など、他党から声をかけられても会おうともしないし、

政権奪取を目指さない、万年野党でいたいような発言もしている。

党のスローガンを「リッパな野党を目指す」だったか忘れたが

そのような趣旨のことを記者会見の席で言っていた。

万年野党で文句だけを言っていればいい、お気楽さがいいと、

一度の政権運営の失敗のトラウマから

言わせているのではないだろうか。



秀才のことを「末は博士か大臣か」と期待することばがある。

「青雲之志」をいだいて政治家になったのだろうから

国会議員は大臣を目指して頑張ってもらわないといけない。

政治家は一国一城の主であって欲しい。

金魚のふんでは青雲之志が泣いてしまう。

万年野党ではダメなのだ。


がんばれー

へなちょこ野党️

私にこんな言い方をされているようではダメなのだ。

国会で「牛歩戦術」などカビが生えているような戦術をとるなんて

もう、恥ずかしいとしか言いようがない。


子どものころ、親がよく言っていた言葉に

「先生と呼ばれるようなバカでなし」

というのがある。

どういうつもりで言っていたのかわからないが

当時は 先生にはバカが多いのかな くらいにしか思っていなかったが

世間知らずの非常識な大人になるな、

と言っていたのだと今では思うことができる。


しかし、政治家は庶民が持たない非常識さがあるくらいでないと

大きな仕事は出来ない。


何か一つでも歴史に名を残すようなことをやって欲しいものだ。


「無所属の会」の皆さん、

頑張らないと政治家としてのあなた方の足跡は

「霧散霧消」してしまいますよ。