2021年07月16日
中国共産党のやること
中国共産党の組織が「ウマク」機能しない点があぶりだされている。
全体的に前進している時は、個々の弱点が覆い隠されているのだが
一つ綻びが出来ると、次つぎと欠点・矛盾が現れて来る。
たいていの国は昔から「水」に悩まされている。
中国もごたぶんに漏れず南の長江の多すぎる水を持て余し
北の黄河の水不足に手をこまねいて来た。
結果的に何百年もの間、有効な手をうつことが出来ていない。
共産党政権が出来てから70数年が経過するが
その間彼らは何をしてきたのか。
何も解決出来ていない、と言うより酷くなっている。
長江にバカな「大ダム」をつくり、
しかもそのダムは本来のダムの機能を果たしていない。
雨季に放水し、乾季に貯水するということで禍をつくり、
長江流域の人民は毎年のように人災に見舞われている。
北の黄河は河口が無くなって久しい。
流域の北京では地下水を汲み上げ過ぎて、地盤沈下が止まらない。
南の水を北に送ろうという運河も、そんなもの役に立つはずもない。
東の先進地、沿岸部では工業用水だけでなく生活用水までもが不足している。
経済成長だけでなく人民の生活のハードルとなっている。
そこで、海水の淡水化を国策として推進しているのだが、
いかんせん、技術力が足りない。
課題、山積だ。
日本の海水の淡水化技術は既に確立していて、中近東の砂漠国などで実用化されている。
東レのフィルター作成技術は、他のどの企業にも真似ができない。
もちろん、中国共産党も東レを狙っているのだが・・・
中国の状況はというと沿岸11省・直轄市・自治区は
国内総生産(GDP)の55%を生み出している。
しかし、該当地域の水資源の総量は全体の27%でしかない。
沿岸の55都市のうち51都市が慢性的に水不足に悩まされている。
それを解決するために海水の淡水化を行いたい。
中共政府のマクロコントロール部門・国家発展改革委員会というところが
「海水淡水化利用発展行動計画(2021〜2025年)」を発表した。
淡水化モデル都市の推進、淡水化利用モデル工業団地の建設などを進め、
淡水化の処理容量を現在の1日あたり165万トンから
2025年に290トンに拡大するとしている。
しかし、この発表は宛にならない。
そもそも中国政府は「2020年までに1日300万トンの海水を淡水化する」
と目標を掲げていたのだ。
それでは次の5年間で達成出来るか?
技術力は何も進歩していないのでできるはずがない。
そして、現在技術を中国に輸出することを日米とも拒んでいる。
彼らには、新しい技術を生み出す能力はない。
さらに、トンチンカンなことをしていて、
天津市がイスラエルの企業の協力で建設した淡水化基地。
1日の水生産量は20万トンなのだが、
何と近所にその20万トンわ消費する「工場」もないし
「人」も住んでいない。
ここらあたり、三峡ダムに似ていなくもない。
大きな物を造ればそれで全てOKなのだ。
見合った活用ができるかどうかなどは、二の次なのだろう。
造ることで金が動く。
そこには賄賂が生まれる。
それで、目的は達成なのだ。
全体的に前進している時は、個々の弱点が覆い隠されているのだが
一つ綻びが出来ると、次つぎと欠点・矛盾が現れて来る。
たいていの国は昔から「水」に悩まされている。
中国もごたぶんに漏れず南の長江の多すぎる水を持て余し
北の黄河の水不足に手をこまねいて来た。
結果的に何百年もの間、有効な手をうつことが出来ていない。
共産党政権が出来てから70数年が経過するが
その間彼らは何をしてきたのか。
何も解決出来ていない、と言うより酷くなっている。
長江にバカな「大ダム」をつくり、
しかもそのダムは本来のダムの機能を果たしていない。
雨季に放水し、乾季に貯水するということで禍をつくり、
長江流域の人民は毎年のように人災に見舞われている。
北の黄河は河口が無くなって久しい。
流域の北京では地下水を汲み上げ過ぎて、地盤沈下が止まらない。
南の水を北に送ろうという運河も、そんなもの役に立つはずもない。
東の先進地、沿岸部では工業用水だけでなく生活用水までもが不足している。
経済成長だけでなく人民の生活のハードルとなっている。
そこで、海水の淡水化を国策として推進しているのだが、
いかんせん、技術力が足りない。
課題、山積だ。
日本の海水の淡水化技術は既に確立していて、中近東の砂漠国などで実用化されている。
東レのフィルター作成技術は、他のどの企業にも真似ができない。
もちろん、中国共産党も東レを狙っているのだが・・・
中国の状況はというと沿岸11省・直轄市・自治区は
国内総生産(GDP)の55%を生み出している。
しかし、該当地域の水資源の総量は全体の27%でしかない。
沿岸の55都市のうち51都市が慢性的に水不足に悩まされている。
それを解決するために海水の淡水化を行いたい。
中共政府のマクロコントロール部門・国家発展改革委員会というところが
「海水淡水化利用発展行動計画(2021〜2025年)」を発表した。
淡水化モデル都市の推進、淡水化利用モデル工業団地の建設などを進め、
淡水化の処理容量を現在の1日あたり165万トンから
2025年に290トンに拡大するとしている。
しかし、この発表は宛にならない。
そもそも中国政府は「2020年までに1日300万トンの海水を淡水化する」
と目標を掲げていたのだ。
それでは次の5年間で達成出来るか?
技術力は何も進歩していないのでできるはずがない。
そして、現在技術を中国に輸出することを日米とも拒んでいる。
彼らには、新しい技術を生み出す能力はない。
さらに、トンチンカンなことをしていて、
天津市がイスラエルの企業の協力で建設した淡水化基地。
1日の水生産量は20万トンなのだが、
何と近所にその20万トンわ消費する「工場」もないし
「人」も住んでいない。
ここらあたり、三峡ダムに似ていなくもない。
大きな物を造ればそれで全てOKなのだ。
見合った活用ができるかどうかなどは、二の次なのだろう。
造ることで金が動く。
そこには賄賂が生まれる。
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