2020年10月25日
プーチンさんと公明党の願望
ロシアのプーチン大統領がこんなことを言っている。
『米国とロシアが世界の最も重要な問題についての
決断を下す時代はもはや終わった。
現在、中国とドイツが超大国の地位を築きつつある。』
確かに、ロシアの役割はとうの昔に終わっている。
しかし、米国はどうだろう。
オバマは「米国は世界の警察ではない」と言って
プーチンさんやキンペーさんを喜ばせたが
あれはオバマがヘナチョコだっただけで、私は、そうとは思っていない。
超大国の定義はナント言っても軍事力だ。
その軍事力の基は経済力だ。
プーチンさんはネット上で開催された会議に参加し、
『世界における米国の役割は英国、フランスと同様に低下し、
政治や経済においては中国とドイツが超大国になりつつある』と発言している。
英国は植民地を失い、その経済力は壊滅してしまった。
しかし、フランスは元々そんな力はなかっただろう。
何しろ、軍が弱い。
米国の経済力はまだまだ、世界のどの国よりも飛びぬけて大きい。
では何故プーチンさんは、中国とドイツを持ち上げたのかというと
プーチンさんにとって両国とも御しやすいからだろう。
ロシアはドイツにエネルギーを供給している。
だから、いざとなったらパイプラインを閉めるゾ
と簡単に脅すことが出来る。
中国は曲がりなりにも共産党仲間だし
プーチンさんはキンペーさんに対して
優越感を持っているのではないか。
キンペーさんだけでなく有色人種に対して。
そして、『世界的な問題について米国がロシアと議論する用意がなければ、
ロシアは他国と議論する』
『米国はもはや米国例外主義を主張することはできず、
それを望む理由も分からない』
露骨に米国外しを試みている。
中国が米国に潰されて、米国の一強になりロシアが
「その他大勢」の一つになることを避けたいのだろう。
だから、『米国が安全保障や核兵器抑止といった問題についての対話に
前向きであることを望む』
それは、米国が米ロの新戦略兵器削減条約(新START)を
無条件で1年延長するというロシアの提案を拒否したことを受けての発言だ。
米国を「悪者」に仕立て上げようとするプロパガンダだ。
折しも、国連では核兵器を全面禁止する
核兵器禁止条約を批准した国・地域が、発効に必要な50に達した。
プーチンさんがこのタイミングで先のような発言をしたのは
この国連の動きに連携しようとしたのだろう。
しかし、どうだろう。
既に国連の機能は働いていないのではないか。
安全保障理事会に5つの常任理事国を設け、
その国に拒否権を与えているような歪んだ組織は
その役割は果たせないだろう。
今回の核兵器禁止条約は締約国でなければ拘束されない。
だが、条約機構の事務局長は
「発効すれば(核軍縮を進めるべきだという)強い国際規範が生まれ、
核保有国も圧力にさらされる」と指摘したというのだが、
国際ルールを守れない国が安保の常任理事国にいるのに
国際規範がうまれたとしても、だから何だ、で終わってしまう事だろう。
日本は、核軍縮の進展に向けて核保有国と非核保有国の
「橋渡し役」を担うと表明してきた。
しかし、「現実の安全保障を踏まえていない」として、
交渉会議にも参加しなていない。
公明党は参加しろとウルサイ。
『米国とロシアが世界の最も重要な問題についての
決断を下す時代はもはや終わった。
現在、中国とドイツが超大国の地位を築きつつある。』
確かに、ロシアの役割はとうの昔に終わっている。
しかし、米国はどうだろう。
オバマは「米国は世界の警察ではない」と言って
プーチンさんやキンペーさんを喜ばせたが
あれはオバマがヘナチョコだっただけで、私は、そうとは思っていない。
超大国の定義はナント言っても軍事力だ。
その軍事力の基は経済力だ。
プーチンさんはネット上で開催された会議に参加し、
『世界における米国の役割は英国、フランスと同様に低下し、
政治や経済においては中国とドイツが超大国になりつつある』と発言している。
英国は植民地を失い、その経済力は壊滅してしまった。
しかし、フランスは元々そんな力はなかっただろう。
何しろ、軍が弱い。
米国の経済力はまだまだ、世界のどの国よりも飛びぬけて大きい。
では何故プーチンさんは、中国とドイツを持ち上げたのかというと
プーチンさんにとって両国とも御しやすいからだろう。
ロシアはドイツにエネルギーを供給している。
だから、いざとなったらパイプラインを閉めるゾ
と簡単に脅すことが出来る。
中国は曲がりなりにも共産党仲間だし
プーチンさんはキンペーさんに対して
優越感を持っているのではないか。
キンペーさんだけでなく有色人種に対して。
そして、『世界的な問題について米国がロシアと議論する用意がなければ、
ロシアは他国と議論する』
『米国はもはや米国例外主義を主張することはできず、
それを望む理由も分からない』
露骨に米国外しを試みている。
中国が米国に潰されて、米国の一強になりロシアが
「その他大勢」の一つになることを避けたいのだろう。
だから、『米国が安全保障や核兵器抑止といった問題についての対話に
前向きであることを望む』
それは、米国が米ロの新戦略兵器削減条約(新START)を
無条件で1年延長するというロシアの提案を拒否したことを受けての発言だ。
米国を「悪者」に仕立て上げようとするプロパガンダだ。
折しも、国連では核兵器を全面禁止する
核兵器禁止条約を批准した国・地域が、発効に必要な50に達した。
プーチンさんがこのタイミングで先のような発言をしたのは
この国連の動きに連携しようとしたのだろう。
しかし、どうだろう。
既に国連の機能は働いていないのではないか。
安全保障理事会に5つの常任理事国を設け、
その国に拒否権を与えているような歪んだ組織は
その役割は果たせないだろう。
今回の核兵器禁止条約は締約国でなければ拘束されない。
だが、条約機構の事務局長は
「発効すれば(核軍縮を進めるべきだという)強い国際規範が生まれ、
核保有国も圧力にさらされる」と指摘したというのだが、
国際ルールを守れない国が安保の常任理事国にいるのに
国際規範がうまれたとしても、だから何だ、で終わってしまう事だろう。
日本は、核軍縮の進展に向けて核保有国と非核保有国の
「橋渡し役」を担うと表明してきた。
しかし、「現実の安全保障を踏まえていない」として、
交渉会議にも参加しなていない。
公明党は参加しろとウルサイ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10295868
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック