2018年04月06日
ブラック企業並み 才能を殺すな
酷使@
これは、本人や指導者の了解を取っているわけでもないし、
まったく私の個人的意見に他ならないが、あえて書かせてもらった。
そう遠くない、インターハイ陸上競技大会の話である。
ご承知かどうか、毎年7月下旬から8月上旬にかけて、
持ち回りで全国各県で開催される大会である。
もう一度言います。
7月末から8月始めにかけてです。
この時期、日本中、どこにいても大概は暑い時期だ。
そんな大会を彼女は、以下のようなスケジュールをこなしてしまった。
「しまった」のである。
まず、グランドコンディションから。
5日間とも、朝10時から18時までの公式記録がある。
5日間とも「晴れ」、風力は0.1mから2.4m、湿度は54% から85% だった。
さて、彼女が走ったレースを時系列であげると(左から走った順番)
1日目 400m 予選 準決勝 決勝 *1 4×100m 予選
2日目 400mH 予選 準決勝 決勝 4×100m 準決勝
3日目 800m 予選 準決勝
4日目 800m 決勝 *2 4×400m 予選
5日目 4×400m 準決勝 決勝
*のところは、何と (*1 : 1時間) (*2 : 1時間半) のインタバルである
これは、私のような素人がこどもの運動会に参加して、
ロバのようにトコトコ走るのとはわけが違う話なのである。
この時点で彼女はこの距離でのトップ選手であり、世代を遡っても超一流の選手なのだ。
どう考えても走り過ぎだろう。
冬季オリンピックで大活躍した小平選手のその後を見て欲しい。
次の中国での大会(2週間後 ? )を体調不良により途中棄権してしまった。
このことには、マスコミとJOCやスケート連盟などに言いたいことがあり、稿を改めたいと思う。
トップアスリートになればなるほど、
ひとつのレース・大会で受けるダメージは大きくなる。
それだけ心身ともにコンディションをトップに持っていき臨んでいるのである。
それが出来なければ勝てないし、
出来ない選手は一流とは言えないし、
一流にはなれない。
このインターハイまでの彼女は一流であり (少なくともこの大会の時点では)、
その後も一流であり続けるレールに乗っていけるのではないかと思っていた。
理由としては、これだけ短距離のスピードがあるのに、
800mを走ることができる能力がある選手はそうそうザラいるわけではないからだ。
このスピードを失うことなく、
将来的に1500mまで走れるようになれば、
日本の停滞した中距離界に風穴を開け、
世界の舞台で活躍してくれるのではないかと、
密かに思い描いていたからである。
このニュースを目にし、雑誌で詳細を確認して、
私は一人暗澹とし大きな憤りをいだいてしまった。
酷使Aに続く
ちょっと、つまらぬ見栄をはっていました。
お詫びします。
「トコトコ」であっても、これだけ走れません。
失礼しました。
これは、本人や指導者の了解を取っているわけでもないし、
まったく私の個人的意見に他ならないが、あえて書かせてもらった。
そう遠くない、インターハイ陸上競技大会の話である。
ご承知かどうか、毎年7月下旬から8月上旬にかけて、
持ち回りで全国各県で開催される大会である。
もう一度言います。
7月末から8月始めにかけてです。
この時期、日本中、どこにいても大概は暑い時期だ。
そんな大会を彼女は、以下のようなスケジュールをこなしてしまった。
「しまった」のである。
まず、グランドコンディションから。
5日間とも、朝10時から18時までの公式記録がある。
5日間とも「晴れ」、風力は0.1mから2.4m、湿度は54% から85% だった。
さて、彼女が走ったレースを時系列であげると(左から走った順番)
1日目 400m 予選 準決勝 決勝 *1 4×100m 予選
2日目 400mH 予選 準決勝 決勝 4×100m 準決勝
3日目 800m 予選 準決勝
4日目 800m 決勝 *2 4×400m 予選
5日目 4×400m 準決勝 決勝
*のところは、何と (*1 : 1時間) (*2 : 1時間半) のインタバルである
これは、私のような素人がこどもの運動会に参加して、
ロバのようにトコトコ走るのとはわけが違う話なのである。
この時点で彼女はこの距離でのトップ選手であり、世代を遡っても超一流の選手なのだ。
どう考えても走り過ぎだろう。
冬季オリンピックで大活躍した小平選手のその後を見て欲しい。
次の中国での大会(2週間後 ? )を体調不良により途中棄権してしまった。
このことには、マスコミとJOCやスケート連盟などに言いたいことがあり、稿を改めたいと思う。
トップアスリートになればなるほど、
ひとつのレース・大会で受けるダメージは大きくなる。
それだけ心身ともにコンディションをトップに持っていき臨んでいるのである。
それが出来なければ勝てないし、
出来ない選手は一流とは言えないし、
一流にはなれない。
このインターハイまでの彼女は一流であり (少なくともこの大会の時点では)、
その後も一流であり続けるレールに乗っていけるのではないかと思っていた。
理由としては、これだけ短距離のスピードがあるのに、
800mを走ることができる能力がある選手はそうそうザラいるわけではないからだ。
このスピードを失うことなく、
将来的に1500mまで走れるようになれば、
日本の停滞した中距離界に風穴を開け、
世界の舞台で活躍してくれるのではないかと、
密かに思い描いていたからである。
このニュースを目にし、雑誌で詳細を確認して、
私は一人暗澹とし大きな憤りをいだいてしまった。
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ちょっと、つまらぬ見栄をはっていました。
お詫びします。
「トコトコ」であっても、これだけ走れません。
失礼しました。
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