日々のつぶやき

第一次世界大戦後、日本の委任統治をうけていた

南太平洋島嶼国の内の一つパラオが、

米軍基地の設置を強く要望しているという。

この地域では中国共産党の影響力というかお金の影響で

半数の国は中国共産党傘下に入ってしまっている。

しかし、パラオを代表として共産党を【断固】排除し

台湾との国交を継続している国がある。

パラオも頑張っているが共産党の圧力は日に日に増している。

そこでとうとう米軍に駐留して貰いたいと願い出たというわけだ。

パラオとしては、日本にすがりたいのだが

ヘナチョコ日本では頼りない。

そこで、米軍だ。

この点、日本は深く反省すべしだ。


米国はマーク・エスパー米国防長官がパラオを訪問し、

中国が太平洋地域を「不安定化させる活動を続けている」と非難した。

パラオのトミー・レメンゲサウ大統領は、

パラオへの米軍施設建設を歓迎するとエスパー氏に伝えた。

「共同利用の可能な施設を建設し、定期的に利用しに来てほしい」。

米軍の施設があるだけで、中国共産党は手が出せなくなる。

大統領はまた、米沿岸警備隊がパラオに駐留し、

海洋資源豊富な領海の警備を支援することも提案している。

これなら日本にだって出来るはずだ。

海上保安庁の予算を５倍くらいに増やして、

パラオだけでなく東南アジ諸国、南太平洋の島嶼国家を

助けられるようにしなければいけないだろう。



中国共産党は台湾と国交を持っている国に圧力をかけ

自国と国交を樹立するよう切り崩しを図っている。

昨年、ソロモン諸島とキリバスは台湾と断交し、中国と国交を樹立した。

パラオは中国の働きかけを拒否しているが、

中国は対抗措置として、得意の人海戦術、

パラオへの観光目的での渡航を禁止している。


ところがである。

中国共産党も枕を高くしては眠れない。

ソロモン諸島の人口最多のマライタ州が

「中央政府が人々の声を聞かずに中国と国交を結んだ」として、

独立の是非を問う住民投票を今月実施すると発表したのだ。

小さな島国をさらに小さく割ってでも中国共産党とは仲良くなりたくない。

そう言う意思表示になる。

同州は「中国との国交を選んだ国の一員であるべきなのかを問う」としている。

ダニエル・スイダニ州首相は声明を発表し

「中央政府による中国（との関係）を受け入れるようにとの圧力が続いている。

マライタの人々が、独断的な指導者がいる国の一部で

いたいかどうかを判断する時だ」

「政権は国民を守る代わりに、違う国の利益に奉仕しようとしている」

さらに

マライタ州が中国との国交樹立を認めないのは、

人権や自由を重視する立場からだと説明している。


さぁ、内紛だ。

ソロモン諸島は人口が約６９万人。

ソロモンの中部に位置するマライタ州は約１６万人。

この州は6月に、台湾から州として独自にコメやせっけん、

マスクなどの支援を受け入れている。

そこまでの実績がある。


ソロモンが中国共産党に宗旨替えしたのは、インフラ整備への期待からだ。

であれば、日本がODAでも何でも活用して援助してあげれは良い事だ。


愛知トリエナーレで使うより、コッチで使って欲しい。


日本は大国としての責任を果たしていない。