2020年09月05日
久しぶりにドゥテルテ大統領登場なんだけど、四面楚歌
久しぶりにフィリピンのドゥテルテ大統領の記事だ。
楽しい記事にしたいのだが、
ドゥテルテさん、難題山積で楽しくもなさそうだ。
一つ目。
「キンペー肺炎」の感染拡大阻止がうまくいかない。
感染者数もとうとうインドネシアを抜いて
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10ヵ国で最も多くなってしまった。
対策を採っていないわけではない。
マニラ首都圏での防疫体制強化、3密のルール違反者への厳罰など、
あの手この手の諸策を講じているがその効果は・・・。
日本から援助してあげられれば良いのだが
社会環境、国民性など異なる事が多すぎて援助も難しいかも知れない。
二つ目。
テロの問題だ。
南部スールー州で自爆テロ犯による連続爆弾テロが発生し、
軍兵士や警察官、一般市民が巻添えとなって16人が死亡した。
同地域はイスラム教テロ組織の活動拠点で彼らの犯行とみられている。
陸軍も手に負えなくなっていて同地域への戒厳令布告を訴えている。
ドゥテルテ大統領も検討を始めたようだが、
戒厳令発動による様々な影響を考えると
安易に発動するというわけにもいかない。
正直に申し上げて、私はフィリピンのイスラム教が
どのようになっているか知らない。
フィリピンのイスラムテロ勢力は何を要求しているのか ?
生活のためのテロ活動ではないのか ? と思ってしまうのだが。
三つ目。
麻薬問題。
大統領就任以来の最重要課題の一つ、麻薬関連犯罪取り締まり。
捜査現場では令状に基づかない、「超法規的殺人」という最強の強硬策を、
国民の支持を得ながら実施しているが
国際社会や国内人権団体からは人権侵害だと言ってウルサイ。
判断は難しいのだが、もし、現在のような強硬策を採らなかった場合
麻薬組織の犯罪行為が一般国民に及ぼす被害の多くは
一般国民への人権侵害にはならないのだろうか。
ドゥテルテさんは、その元を絶とうとしているのではないか。
事民の80%が指示しているということを、これらの人権団体は無視できるのか。
四つ目。
外交に関して。
私はドゥテルテさんの外交は評価している。
対中姿勢が時に強硬に、時に柔軟に対処し、
中国も米国も苛立たせている。
何と素晴らしいではないか。
この2国手玉にとれるのは、ドゥテルテさん以外にはいない。
「中国共産党」は排除した方が・・・というのは机上のことで
すぐ目の前にある国を簡単にどうこうは出来ない。
そのためにも、日本とも良好な関係を築いているのだろう。
韓国のムンさんと比較してみて欲しい。
大局観の差、米中の間にあって雲泥の差だろう。
かように、ドゥテルテさんを取り巻く状況は四面楚歌になっている。
それに追い打ちをかけるように、「五面」目、ご自身の健康問題がある。
8月25日には「医師からガンのステージ1に近づいていると警告を受けた」
と発表している。
2022年までの任期まではナントしてもやりぬかなければならない。
もし、辞任したら野党の副大統領が大統領になってしまうのだ。
ドゥテルテさんは2022年、娘へ大統領を引継ぎたい。
辞任するあべさんを羨ましがってはいられない。
あと2年、石にかじりついてでも生き抜かなければならないのだ。
頑張れ! ! ! ! ! ドゥテルテ。
楽しい記事にしたいのだが、
ドゥテルテさん、難題山積で楽しくもなさそうだ。
一つ目。
「キンペー肺炎」の感染拡大阻止がうまくいかない。
感染者数もとうとうインドネシアを抜いて
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10ヵ国で最も多くなってしまった。
対策を採っていないわけではない。
マニラ首都圏での防疫体制強化、3密のルール違反者への厳罰など、
あの手この手の諸策を講じているがその効果は・・・。
日本から援助してあげられれば良いのだが
社会環境、国民性など異なる事が多すぎて援助も難しいかも知れない。
二つ目。
テロの問題だ。
南部スールー州で自爆テロ犯による連続爆弾テロが発生し、
軍兵士や警察官、一般市民が巻添えとなって16人が死亡した。
同地域はイスラム教テロ組織の活動拠点で彼らの犯行とみられている。
陸軍も手に負えなくなっていて同地域への戒厳令布告を訴えている。
ドゥテルテ大統領も検討を始めたようだが、
戒厳令発動による様々な影響を考えると
安易に発動するというわけにもいかない。
正直に申し上げて、私はフィリピンのイスラム教が
どのようになっているか知らない。
フィリピンのイスラムテロ勢力は何を要求しているのか ?
生活のためのテロ活動ではないのか ? と思ってしまうのだが。
三つ目。
麻薬問題。
大統領就任以来の最重要課題の一つ、麻薬関連犯罪取り締まり。
捜査現場では令状に基づかない、「超法規的殺人」という最強の強硬策を、
国民の支持を得ながら実施しているが
国際社会や国内人権団体からは人権侵害だと言ってウルサイ。
判断は難しいのだが、もし、現在のような強硬策を採らなかった場合
麻薬組織の犯罪行為が一般国民に及ぼす被害の多くは
一般国民への人権侵害にはならないのだろうか。
ドゥテルテさんは、その元を絶とうとしているのではないか。
事民の80%が指示しているということを、これらの人権団体は無視できるのか。
四つ目。
外交に関して。
私はドゥテルテさんの外交は評価している。
対中姿勢が時に強硬に、時に柔軟に対処し、
中国も米国も苛立たせている。
何と素晴らしいではないか。
この2国手玉にとれるのは、ドゥテルテさん以外にはいない。
「中国共産党」は排除した方が・・・というのは机上のことで
すぐ目の前にある国を簡単にどうこうは出来ない。
そのためにも、日本とも良好な関係を築いているのだろう。
韓国のムンさんと比較してみて欲しい。
大局観の差、米中の間にあって雲泥の差だろう。
かように、ドゥテルテさんを取り巻く状況は四面楚歌になっている。
それに追い打ちをかけるように、「五面」目、ご自身の健康問題がある。
8月25日には「医師からガンのステージ1に近づいていると警告を受けた」
と発表している。
2022年までの任期まではナントしてもやりぬかなければならない。
もし、辞任したら野党の副大統領が大統領になってしまうのだ。
ドゥテルテさんは2022年、娘へ大統領を引継ぎたい。
辞任するあべさんを羨ましがってはいられない。
あと2年、石にかじりついてでも生き抜かなければならないのだ。
頑張れ! ! ! ! ! ドゥテルテ。
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