日々のつぶやき

欧州中が注目した“日本の至宝”の新天地が決定した。

ビジャレアルが久保選手の一年間のレンタルでの獲得を発表した。


クラブの公式SNSの動画では、さっそく久保選手の“第一声”を公開している。

黄色いビリャレアルのユニホームを着た久保選手は

スペイン語で「こんにちは、タケ・クボです。

ビリャレアルに来ることができてとても嬉しく思います。

一緒に素晴らしい1年にしましょう」と挨拶。

スペイン語では「Hola.Soy　Take　Kubo.　

Estoy　muy　contento　de　llegar　a　Villarreal.　

Ojala　podamos　hacer　un　gran　ano　juntos.」

もちろん、私はスペイン語はは分かりませんが・・・

それに対してサポーターからは、歓迎、感謝、期待などの声だけでなく

こんな賛辞もあったようだ。

「メッシ、ジョルディ・アルバよりスペイン語が上手で驚いた」

何事であれ、メッシと比べられるというのは、

いかに注目されているかということで、嬉しいことだ。


契約内容はレンタル料は２５０万ユーロ（約３億１２５０万円）で、

年俸も含めて５００万ユーロ（約６億２５００万円）になるようだ。

また、買い取りオプションは付いていない。

これはマドリードが拒否したのだろう。


もし、私がこのプロジェクトにかかわれる人間だとすると、

私が一番評価するのは久保選手の精神力であり語学力だ。

それを元にしたリーダーシップ、マネジメント能力だ。

マジョルカに移籍当初は、「貴族」が「労働者集団」に

紛れ込んだように、仲間であるはずの選手からも監督を含めた

スタッフの一部からも受け入れられては居なかった。

それを、ピッチ上だけでなく、たぶん日常の生活を通して

最後は「クボのチーム」にしてしまった能力。

何より、この能力を評価する。

なぜなら、これは一朝一夕に身に付けられる能力ではない。

彼はリーダーとしての資質を持っている。


ヨーロッパ中のチームからオファーを受けたが、

保有元のマドリードも久保選手本人も方針は一貫していた。

マドリードは経験者を積ませたい。

本人はスペインで中心選手として試合に出られるチームに。

私は、セビージャが良いのではないか、と一時期思ったが

マドリードとしては、少しライバルチーム過ぎる、

本人としては中心選手としてという辺りがネックになったようだ。

しかし、リーグの半数以上のチームからオファーがあった。

いかに作シーズンの久保選手の活躍が素晴らしかったかということだ。


他に、アヤックス、ミラン、パリ・サンジェルマン、セルティック、

ラツィオ、バイエルンなど国外の名門からのオファーもあったようだ。


ビジャレアルは昨シーズン５位となり、

ヨーロッパリーグ（EL）の出場権を獲得している。

これは魅力的だ。

他国のサッカーに触れられることは、将来役に立つ。

さらに久保選手獲得を熱望したという新監督ウナイ・エメリ。

久保選手をどのように使うのか、楽しみだ。

久保選手のプレーの幅が広がることを期待したい。

この名監督の元で２年目の１９歳がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

私は楽しみで仕方ない。