日々のつぶやき

イランが今困ってしまっている。

米国が中東・北朝鮮政策のため

イランの原油を買わないように世界に圧力をかけている。

日本も１０月から買い付けを中止するらしい。



百田尚樹氏は「海賊と呼ばれた男」で

出光興産・日章丸のイラン原油買い付けを題材に

大ベストセラーをものにした。

欧米のメジャーのやりたい放題のために、

窮地に陥ったイランを救ったこの”事件”は

白人支配の世界秩序を打ち破る、

日本の何度目かの行動になる。

もちろん、一企業家の勇断ではあったのだが。



キリスト教の布教という名のもとで

植民地支配を画策した者達を退けたこと。


明治維新というゆるやかな革命を、

双方とも外国勢力を引き込まなかった大局観。


日露戦争に勝利したことで

世界に白人優位に疑問を持たせたこと。


第一次世界大戦で対立する白人国家を打ちのめし、

戦勝国になって世界のトップ５になり、

また、世界に人種差別撤廃の提案をしたこと。


大東亜戦争でアジア国々を

白人国家の植民地支配からの解放の手助けをしたこと。


日章丸が英国海軍の包囲網を潜り抜けて

イランから原油を持ち帰ったこと。


みんな白人の横暴に対する「反発」だ。



しかし、今回のイラン制裁に関しては、

今までのようなわけにはいかないとは思う。

なぜなら国家間の関係が複雑になり過ぎている。

イランについて一つ言えば、

北朝鮮との関係が大きな影を落としている。

日本と北朝鮮との関係からイランが

北朝鮮に利する行動をとる可能性があるとしたら、

イランを助けることは国民感情しても出来ないだろう。

ましてや、安倍さんは世界のトップリーダーなので、

日本の国益のため”だけ”では動きづらい。


だだ、日本として安倍さんとして、

イランに対してトランプさんやヨーロッパの国では

出来ない話をできるのではないか。

安部さんの外交の場での調整力発揮の時だ。

世界中が期待し注目している。



サッカーを始めとするスポーツの出番ではないかと思っている。

サッカーはイランと北朝鮮と米国を招待して

親善試合をしたらどうだろう。


中国とロシアと米国でもいい。

フル代表でなくてもU20でもいいし、女子でもいいだろう。

イラン女子チームはヒジャブを着衣してのプレーになるので

暑い時は大変そうだから、開催時期は考慮が必要だ。


このようなことを提案すると、

きっと「強化」につながらない・・・とかいう者が出てくる。

そんなギスギスしたことを言わず、

いつもたくさんのサポーターから

応援をしてもらっていることに対する感謝の一つとしてとらえよう。


親善試合をサッカー界の自分達の為だけでなく、


日本だけでなく相手国も含めた

親善のための集まりにしたらいいのではないか。


サッカーだけでなく、出来る競技は他にもあるはずだ。