2018年08月13日
日本のスポーツ競技の強弱
水泳のパンパシフィック大会が行われている。
男女とも表彰台は当たり前、
一番でないのが悔しい、というレベルが多い。
レンホーさんのように「2番じゃダメなんですか」
なぞと言ったら「当たり前だ」と怒鳴られそうだ。
競泳と陸上トラック種目は純粋に体力勝負だ。
道具は何も使わない。
もちろん、体の動かし方(フォーム)などの
テクニカルなことはあるだろうが。
陸上で世界に通用するのは、
男子の4×100mリレーと男子競歩だけだ。
後は勝ち負けのレベルにない。
この二つの競技の違いを世界レベルで確認しておくと、
まず、競技人口の差があげられる。
競泳はプールがないとできない。
陸上はトラックがなくても出来る。
特に長距離はシューズさえあれば、
野原や山の中を走ればいいのでだれでもできる。
球技の野球とサッカーの関係と同じだ。
そして、私が思う最大の理由は黒人選手がいないことだろう。
以上は競技の成り立ちの基本的な問題で
日本の問題として解決できることではない。
では、目を国内に向けてみると、
私が思うにやはり育成体制が違うと思う。
水泳の場合、
ほとんどの選手は小さいころからスイミングクラブに所属し、
そのクラブのコーチが個々の子供達の能力を判断して、
次のステップに推薦し、エリートコースに乗せて育てていく。
これが結果的に全国的なスカウト網になっていて、
指導が一貫している。
少数の優秀なコーチにかかれば
世界のトップ選手も育てることができるのである。
陸上の場合はどうかというと、
少数の「クラブ」的なものはあるにはあるが
基本は学校のクラブ活動になる。
そうなると、選手は学校への貢献を求められるし、
コーチも自身の実績づくりに忙しくなる。
5年10年先を見据えた指導などできるはずもない。
チーム数が多いということは、
コーチがたくさん必要ということになり、
陸上のことなどよく知らない者がコーチとして
選手をみることにもなる。
そのような者に選手がエリートかどうかなど見抜けるはずもない。
さらに、トラックとフィールドと駅伝は別物だ。
結局一貫したエリート養成が全国レベルでできていない。
陸連は抜本的に見直さないと弱小国のままになってしまう。
ゴルフはどうだろう。
ゴルフは陸上・水泳と違って「技術」の割合が高い。
「技術」は小さい時から始めないと大成はしない。
楽器の演奏などと同じだ。
子供の時からクラブとボールがおもちゃ替わりという家庭がいい。
6才にもなれば、
パッティングでは大人が束になってかかってもかなわない、
という子が出てくれば将来は明るい。
それに加えて、ゴルフができる環境が必要だ。
日本のプロゴルファーには沖縄出身の者が多い。
練習用の環境がいいからだ。
冬でも暖かいので1年中できる。
グリーンフィが安い。
コースが近い。
都会では、例えばある高校の場合、
金曜夜、近郊のゴルフ場に移動。
土曜日、キャディの仕事、終わってからラウンド。
日曜日 同様。ラウンド終了後帰宅。
夏場はいいが、秋から冬は日が沈むのが早いので
ラウンドする時間が足りない。
こんなことをしているから、片山プロのようなのが出てくるのだ。
もっとも、ゴルフの一番いい練習方法は
ボールを打つことではなく、
素振りと頭のトレーニングだという説もある。
他にも素振りの効用がある。
私などのように、
ラウンド中に意図しないのに素振りをしてしまうことがなくなる。
とても大切な問題だ。
男女とも表彰台は当たり前、
一番でないのが悔しい、というレベルが多い。
レンホーさんのように「2番じゃダメなんですか」
なぞと言ったら「当たり前だ」と怒鳴られそうだ。
競泳と陸上トラック種目は純粋に体力勝負だ。
道具は何も使わない。
もちろん、体の動かし方(フォーム)などの
テクニカルなことはあるだろうが。
陸上で世界に通用するのは、
男子の4×100mリレーと男子競歩だけだ。
後は勝ち負けのレベルにない。
この二つの競技の違いを世界レベルで確認しておくと、
まず、競技人口の差があげられる。
競泳はプールがないとできない。
陸上はトラックがなくても出来る。
特に長距離はシューズさえあれば、
野原や山の中を走ればいいのでだれでもできる。
球技の野球とサッカーの関係と同じだ。
そして、私が思う最大の理由は黒人選手がいないことだろう。
以上は競技の成り立ちの基本的な問題で
日本の問題として解決できることではない。
では、目を国内に向けてみると、
私が思うにやはり育成体制が違うと思う。
水泳の場合、
ほとんどの選手は小さいころからスイミングクラブに所属し、
そのクラブのコーチが個々の子供達の能力を判断して、
次のステップに推薦し、エリートコースに乗せて育てていく。
これが結果的に全国的なスカウト網になっていて、
指導が一貫している。
少数の優秀なコーチにかかれば
世界のトップ選手も育てることができるのである。
陸上の場合はどうかというと、
少数の「クラブ」的なものはあるにはあるが
基本は学校のクラブ活動になる。
そうなると、選手は学校への貢献を求められるし、
コーチも自身の実績づくりに忙しくなる。
5年10年先を見据えた指導などできるはずもない。
チーム数が多いということは、
コーチがたくさん必要ということになり、
陸上のことなどよく知らない者がコーチとして
選手をみることにもなる。
そのような者に選手がエリートかどうかなど見抜けるはずもない。
さらに、トラックとフィールドと駅伝は別物だ。
結局一貫したエリート養成が全国レベルでできていない。
陸連は抜本的に見直さないと弱小国のままになってしまう。
ゴルフはどうだろう。
ゴルフは陸上・水泳と違って「技術」の割合が高い。
「技術」は小さい時から始めないと大成はしない。
楽器の演奏などと同じだ。
子供の時からクラブとボールがおもちゃ替わりという家庭がいい。
6才にもなれば、
パッティングでは大人が束になってかかってもかなわない、
という子が出てくれば将来は明るい。
それに加えて、ゴルフができる環境が必要だ。
日本のプロゴルファーには沖縄出身の者が多い。
練習用の環境がいいからだ。
冬でも暖かいので1年中できる。
グリーンフィが安い。
コースが近い。
都会では、例えばある高校の場合、
金曜夜、近郊のゴルフ場に移動。
土曜日、キャディの仕事、終わってからラウンド。
日曜日 同様。ラウンド終了後帰宅。
夏場はいいが、秋から冬は日が沈むのが早いので
ラウンドする時間が足りない。
こんなことをしているから、片山プロのようなのが出てくるのだ。
もっとも、ゴルフの一番いい練習方法は
ボールを打つことではなく、
素振りと頭のトレーニングだという説もある。
他にも素振りの効用がある。
私などのように、
ラウンド中に意図しないのに素振りをしてしまうことがなくなる。
とても大切な問題だ。
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