日々のつぶやき

豪州に亡命依頼した、元中国のスパイからの情報か

どうかは分からないが、

台湾で元記者の男の関係する場所を家宅捜索した。

この男は、中国大陸籍の官僚らの不法入境を手引きしという。

台湾には、両岸人民関係条例違反というものがあって、

大陸からの不法入国を女衒している。

にもかかわらずこの男は、対岸の統一戦線部門の幹部をはじめ、

中国大陸の政府職員を大量に入国させていた。

どういうことかと言うと、

不正な書類を作成し台湾に入境する許可取らせていたという事だ。


手口は、ダミー組織を経営し、

虚偽の「短期的な専門交流」活動計画書や

招待状を台湾の旅行会社に提供しており、

旅行会社はその虚偽の書類を元に

中国大陸籍の人の入境許可を移民署に申請する。

許可が下りた場合、男の組織は1人当たり2000台湾元（約7200円）

を受け取っていたという。

この方法で2017年1月から今年6月までに5000人が不法入境し、

男は1000万元（約3600万円）を超える利益を得ていた。

２年半で３６００万円の稼ぎだ。

悪くない仕事だな、と思っていたのだがそうでもない。

この仕事のため、少なくとも12のダミー組織と

旅行会社約30社が関与した。

地検は、関係者10人を事情聴取し、

男と旅行会社の責任者3人に各25万元（約90万円）での保釈を命じた。

男には出境制限の条件も定められた。

ということは、３６００万円を

独り占めにしていたわけではないという事だ。


ただ、このようなことに関っている人がいるということは、

ゴキブリではないが、

見えない所に何人も同様の者がいるということになる。

つまり、６０００人の何倍もの「招かれざる客」が

越境してきていたという事だ。


台湾当局は、この不法に入境してきた者の内、

まだ台湾から出て行っていない者をとっ捕まえて

事情聴取するこが出来るはずだ。

何処まで出来るか。

一か月後に迫った、台湾総統選挙と総選挙に好影響になるよう

取り調べ、発表していくことになるのだろう。

また、これで、選挙直前の共産党からの介入を

かなり阻止できるのではないか。

続報を待つしかない。


蔡総統以下、キンペーさんの悪行を香港も含めて

民進党のために上手に利用しているように見える。

キンペーさん、やればやるほど敵に利することになってしまっている。

米中関係も香港のこともウィグルのことも・・・。

ただ、ムンさんのところに行った外相は、

韓国を主権国家とも思わないように好き勝手なことをやっていた。

もちろん、ムンさんからは苦情・反発などでてはこない。


さて、日本はどうか。

トランプさんや、蔡総統と足並みはそろっているのか。

ここらで「ガツン」とやっておかないといけないのではないか。