日々のつぶやき

何が楽しいかと言って、

「悪口」をいうことほど楽しい事はない。

ただし、グループに一人でも悪口を言われる側の人がいると、

この楽しみは成り立たない。

だから、会社で上司と一緒に飲みに行くのは

楽しくないのである
。

悪口の対象は人でもいいし、組織でもいい。

一番楽しいのは、身近な人の悪口。

会社の人、親戚の人、ご近所の人・・・。

しかし、情報漏洩に注意しないと、しっぺ返しがくる。



田舎の年寄りの楽しみは、

年金受給日、テレビを視聴すること。

農作業などはもはや趣味の世界だ。「市民農園」のようなもの。

新聞を購読することはステータスでもある。

特にA新聞や日経。

テレビや新聞は悪口の材料を仕込むためにあるようなもので、

内容は多岐にわたる。


まず政治関係。

これは自民党政権、安部さんの悪口になる。

情報弱者としては、

仕入れる情報の内容が偏っているのでしょうがない。

その狭い世界の中で弱きを助け、強きを挫くのが

お年寄りにとってはいいのである。

みんな水戸黄門になったつもりになるのである。



悪口の対象になる田舎の団体組織は、まず役場。

政策を詳細にあげつらい、こきおろす。

お役人が、いかに働かないか具体例をあげて血祭にあげる。

例えば、チョットした溝の改修工事に

３人の役人が来て眺めていて、

工事屋さんが一人で作業をしていた。

なぜ３人もボケッとみているのか。

この話題で２日間は盛り上がる。


農協も恰好の対象になる。


たまには世界レベルの話題もでる。

昨年から、トランプさんの悪口はかなり言い尽くした。

この年寄たちにかかると、安倍さんもトランプさんも形無しになる。



地元のゴシップは「大きい声では言えないが・・・」と言いながら、

大きな声でヒソヒソ話になる。

何しろ難聴の人もいるもので、大きな声でないと困るのである。

どこの誰がああしたこうした、

誰と誰とがああなってこうなって・・・・

タノシイのである。



野球はプロでも高校でも、他愛なく盛り上がる。

プロなら球団、監督、選手の順に悪口の対象だ。

高校の場合は、まず選手の個人情報が一番であるが、

たいていの場合、

贔屓の引き倒しになるというのが毎年の恒例になっている。


サッカーの話題は、全員参加するということにはならない。

何度説明してもオフサイドがわからない。

ラグビーを持ち出して説明しようとするなど

もっての他で混同されてわけがわからなくなるらしい。



「悪口は蜜の味」のようで、

集まってブンブンワイワイと憂さ晴らしになり、

一番盛り上がるのである。


これが長寿の町の健康法である。

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