日々のつぶやき

春が過ぎて、

街路樹も緑豊かに、

あるいは花を咲かせています。


中に「実」をつけるものもあり、バラエティ豊かです。

「実」をつける樹の代表として、

秋には銀杏がありますが、

春にはハナミズキ・ヤマボウシがあります。

さらに数は少ないですが、今回の主役もあります。


耳を澄ませて彼女達のユウウツを聴いてあげてください。


はぁ〜~~なんだかナ~~~。

この季節になると、

あたしゃホントは嬉しくてしょうがないんだけど、

でも一方で・・・なんだかナ~~~~。　


いえね、あたしゃ「ヤマモモの木」なんですよ。

梅雨に入ってしばらくするとね、

あたしたちゃ、みんな数えきれないほどの子供たち、

エ !!　そうそう、人間様の言葉では「実」が熟れてくるのよ。

こんなに嬉しいことはないでしょ。

この子たちも、小さいときはみんなあたしら「親の木」と、

シッカリと手を結んでいるんだけど、

だんだんと成長してくると冒険したがって手を放して

どこかに行こうとするわけ。

それこそ顔を真っ赤どころじゃなく、しまいにゃどす黒くして、

駄々をこねて、最後にはニュートン?じゃなくて「引力」

や風まで利用して・・・・。　


　　
そりゃ、親離れすることは親としてはうれしいことなんだけど、

問題は「落ちていく」ということなのよ。


ここは森や林の中じゃないでしょ。

落ちていく所が問題なの。

固い道路や石畳だったり、

時にはそこに人間様がいたりするでしょ。


道路や石畳だと落ちた時につぶれたり、

人に踏まれたりしてつぶれてしまうでしょ。

そりゃまだいいのだけど、落ちた所に人間様がいたりしたら・・・

はぁ〜~~最悪。



知ってるでしょっ。

梨汁じゃなくヤマモモの汁は、

人間様が着ているシャツなどに付くと、

そのシミはなかなかとれないし、

道路や石畳も同じ。掃除が大変らしいのよ。



本当は、

鳥たちや人間様に食べてもらうのが一番うれしいのだけどねぇ~~~。


ホラ ! そこのあなた。

ボケーと見上げてないで、なんとかしてよ。


はぁ~~~~~ユ・ウ・ウ・ツ・・・


管理人です。

当方としてもボケーとしているわけではありませんが。

なんとかしろといわれても、

なかなかなんとかできるものでもありませんです、ハイ。


役所に言っても対応してくれるかどうか。

いずれにしても、

100パーセント「ヤマモモのユウウツ」を取り除くことは

難しいかもしれません。


お近くの街路樹にヤマモモがある場合は、

しばらくの間、「ヤマモモの実」の落下に対し自衛するしかありませんネ。

ヤマモモをさらにユウウツにさせないようにご注意ください。

見上げてご覧、ヤマモモの木を。