日々のつぶやき

中国語で米国のことを「美国」という。

中国からみると、米国は「美しい国」に見えるらしい。

米国のある一面、「豊富な物質」に憧れるのだろう。

単にアメリカの「メ」の発音が「美」と似ているので「美国」になっただけだが。



国営新華社通信が５月１９日伝えたところによると、

中国の習近平国家主席は

18、19両日に北京で開いた全国生態環境保護大会で演説し、


『２０３５年までに生態環境を根本的に好転させ、

「美しい中国」をつくる目標を基本的に実現させる』


と強調した。


なんだか昔、聞いたことのあるフレーズだ。


１２年ほど前に、

安倍晋三は自身の政治の基本理念を示すものとして

「美しい国」という本上梓をした。

５０万部売れたらしい。


その中で「美しい国」とは

　
『活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、

自律の精神を大事にする、世界に開かれた国」 』


と定義されている。


２０１３年に再度総理大臣になった時、

「美しい国」の完全版として「新しい国」を上梓している。


そして、彼は今それを実現するために、懸命に職務をこなしている。

日本のため、

世界のために。



さて、ここでシンゾーさんとキンペーさんの言っている『　　』の中の内容を

よ〜く見てみると、彼の国と日本との違いが鮮明になる。


キンペーさんが言っていることは、

「物」について、

シンゾーさんが言っているのは

「心」ついて。



日本でも経済的な高度成長の影として公害が多発した。

それを克服してすでに久しい。

どうして克服できたのか。

「物」や「システム」だけではできなかったと思う。

「日本人の心」、

日本人の様々な資質

が可能にしたのだと思う。


キンペーさんは、

会議に出席した党、中央・地方政府、軍、国有企業の幹部らに対して、

環境汚染対策でも「党の指導を強化しなければならない」と表明した上で、「


生態環境を害した幹部は一生涯責任を追及する」


と檄（げき）を飛ばしたようだ。


しかし、私にはむなしく聞こえる。

どのような対策をとるのか。

いくら激を飛ばしても、

キンペーさん自身を含めて出席している人たちの「心」のレベルを上げて、

その上で国民のレベルを上げていかないと難しいのではないか。



日本に居住する中国出身の方達が、

日本のゴミの分別にどれだけ順応できているか、

日本を旅行した人達が公共の場に

ゴミが落ちていないことに感嘆しているようでは、

難しい。



中国流の「自分さえよければ」では公共の場はキレイにならない。


しかし、希望はある。

共産党の独裁国家だ。

公安を総動員してキビシク取り締まれば、

なんとかなる・・・かもしれない。


「賄賂」を受け取った者、渡した者とも銃殺刑くらいにしておいて、

最初、見せしめを数件やる必要はあるが。


もちろん、国有企業も軍隊の会社も対象だ。


心配はある。

現在でさえ、環境を回復できないのではないかレベルになっている。

急がないと。

２０２５年を目指せ。

早くしないと、共産党自体がなくなってしまう恐れがある。



エチゼンクラゲには来てほしくない。

キンペーちゃん、たのみますよ。


提案などは次回に続く


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