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posted by fanblog

2019年05月14日

伝統を守り続けることの大切さ

伝統を守り続けることの大切さ。

申し訳ないことに、

私もそんなに知っているわけではない。


しかし、宮中で執り行われる儀式などについては、

その伝統を守り続けていることに

日本人として誇をもっていた。


そもそも新しくできた国では伝統自体がないし、

国によっては守り続けるべき文化を

自ら壊してしまうところさえある。


御代代りの年の11月の大嘗祭(だいじょうさい)は

特に大切な儀式になる。

その儀式の中の「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」というので、

神々に供える米を育てる地方を決める

「斎田点定(さいでんてんてい)の儀」が

13日、皇居・宮中三殿で行われた。


天皇や権力者が決めるのではなく、

カメの甲羅を用いた古来の占い「亀卜(きぼく)」で行う。

人知を超えた力、占いで決める、

なんと素晴らしい仕組みだろう。



さて、問題はここからだ。

宮内庁は約1年半前から、

アオウミガメの甲羅の確保と、

甲羅の加工職人の選定にも奔走した。


なにしろ、亀がいない。

亀卜は国内では長崎県対馬に残るだけ。

宮内庁は「古代から続く文化を次代につなげたい」と言っている。

ここで断絶させてしまったら、後世何を言われるか分からない。


宮内庁によると、

前回の代替わりでどこから甲羅を調達したのか

明確な記録はなく、加工を担った業者も廃業したことが判明。

これは、30年前の職員の怠慢だろう。

宮内庁は昨年1月、

アオウミガメの漁が一定量認められている

東京都小笠原村に協力を依頼。

昨年春に捕獲された8頭分の甲羅を確保した。

次は加工業者だ。

甲羅を占いに使うには、

分厚い甲羅をホームベースのような形に切り出し、

1ミリの薄さまで削る高度な技術が必要となる。

宮内庁は正倉院(奈良県)の宝物修復に

関わった経験のある鼈甲(べっこう)加工業者に作業を依頼した。


甲羅の加工を行った鼈甲職人は

200年近く続く老舗の6代目で、

18歳のときから約50年に渡り技術を磨いてきた。


資料が一切ない中で、

約1年を要して宮内庁からの要求にこたえて、

1・5ミリの厚さに仕上げた。


彼は、今回使った技術については、

写真や文章を後世に残していきたいと考えている。

「まねるのではなく、自分で考えてもっと良い技術にしていってほしい」。

この言葉に応えてくれる者が

次代にも出て来てくれることを願うしかない。

というより、国は育てていかなければならない。

亀も育てなければならない。




posted by smile at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム
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