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2019年11月22日

22.夜のタイムズスクエア

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CHICAGOの興奮で舞い上がった私は、じっくりとタイムズスクエアのネオン鑑賞に勤しんだ。

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やはり世界の中心の煌びやかな景色は、日本にはない華やかさと人種の坩堝であった。
巨大なスポーツメーカーの広告ネオンには、ヤンキースの有名選手が、映っていたがマー君も肩を並べて表示された。
同じ日本人として少し誇らしい気がした。

とにかく退屈しない街だ。
ハーシーズチョコレートの専門店は、日本では考えられないくらいの規模だし、試供品のチョコレートを惜しげもなく配っていた。

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街の熱気に興奮して歩き回っていると、目茶目茶お腹が空いているのに気づいた。

どこで食べようかと考えているとヒルトンホテルの近くに計り売り惣菜のイートインショップがあるではないか。
店の名前はCAFA53。

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ガラス張りで外からも見えるし、安心できる。
ホテルの近くなので、日本人観光客も見かけたが、ほとんどの日本人は、お菓子やジュースを買ってホテルで食べるみたいだ。
店に入ると、惣菜がずらっと並んでいた。
ニューヨーカーが野菜ボウルを食べる姿をセントラルパークや店でよく見かける。
私も、計り売りの料理は、野菜とフルーツをメインにした。
現地時間で23時過ぎのニューヨークで色んな人種に交じり、イートインで食事をしていると、狭い日本で小さなことに右往左往している日々がなんだか馬鹿馬鹿しく思えてきた。
いま、人として一皮剥けたような自己満足に浸っていた。

ヒルトンホテルの近くなので、ぷらぷらしながらホテルに戻った。
時差があるので全然眠くなく活動的であった。






ニューヨーク州ランキング

「毎日頑張って更新します。お付き合いください」

2019年10月17日

21.ブロードウェイに歓喜

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爆睡から目が覚めた。
ニューヨークでは、やりたいこと、見たいもの、食べたいもの全てやろうと思っている。
まずは、ブロードウェイのCHICAGOを見に行こう。
ヒルトンホテルの中にJTBデスクがあるのは、事前に調査済みだ。
ヒルトンホテルは、大きくなかなか見つからない、たどたどしい英語でコンシェルジュに聞きやっと発見。
年配の女性が一人で対応していた。
CHICAGOを観たいとの事を話すと、オプションでも手配はできるが、もしかしたら現地で当日チケットが買えるかも?
よし。
そうであれば、現地にチケットを買いに行こう。
即断即決だった。
地図を片手にブルックリンを歩く。
タイムズスクエアには、ミュージカルのポスターやネオンが溢れている。
劇場を見つけ中に入ると小さなチケット売り場がある。
中に入り、カウンターでトウディチケットプリーズと言うと、笑顔で英語で返された。
何かなと思いながら、安いチケットと答えると。
笑顔でいい席だよと言いながら85ドルでチケットが買えた。
やればできる。
初めてのおつかい状態。
日々チャレンジだ。

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ミュージカルの時間までブロードウェイのネオンを見て回った。
圧倒されるほど凄い。

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いよいよ時間になったので劇場に行くと列ができていた。
みんな明るくおしゃれをしている。
私も列の最後尾に並んだ。

劇場の入口で割腹の良い黒人の切符切りのおじさんが、一人一人に一言声をかけて笑わらせていた。
私には紙チケットにバーコードを読むようにして、ピーと音を出していた。
多分、日本人なので英語があまりわからないからの一発ギャクなんだろう。
なんだか楽しい。

私の席は、3階でも中央寄りの端だった。
横は通路でステージも近くとても見やすい。
チケット売り場のお兄さんに感謝。

まちに待った、シカゴだ。
その前に飲み物を売り子のお姉さんから買おうと思い声をかけた。
シカゴの女優か載っているボトルを購入。
てっきり中は水だと思っていた。
確か値段は10ドルぐらいだったと思う。
お釣りをもらう時にサービスといいながら笑顔で対応してくれた。
可愛い。
しかし何がサービスなのかわからないが。
まあいいか。
少し高いなと思いながら一口飲むと、赤ワインだった。
だったら安い。
ミュージカルを観ながらワインとは、テンションが上がる。

聞き慣れた音楽で最高のショーが始まった。
ストーリーは、映画で見たのでわかってはいるが、ブロードウェイのショーは一味違う。
周りの白人も盛り上がっている。

過去に石原さとみの演劇を観たことがあるが、それと比べても桁違いに素晴らしい。
ブロードウェイのショーの凄さをまざまざと見せ付けられた。

斜め前の席に黒人の若いカップルがいた。
2人ともあまり会話もせずにおとなしかった。
ふとミュージカルかるを観賞にきているのは、圧倒的に白人のカップルかファミリーだ。
それもお洒落をして楽しんでいる。
黒人、スパニッシュ、アジア人は、ほとんどいない。
ミュージカルは、白人の社交場なのだ。
でも、いいものはいい、私は最高に楽しんでいる。

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ストーリーは、映画を見ていたのでわかっていたが、微妙な会話がわからず、観客の笑いに悔しい思いはしたが、それらを払拭する程、素晴らしかった。

あっという間に、途中休憩も含めて3時間のショーが終わった。
感動した。
死ぬ前にもう一度、家族と行こうと強く思った。







2019年10月05日

20.セントラルパークの壮大さ

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タイムズスクエアの次は、映画などでもよく見る、セントラルパークだ。
地図を見てみると、歩いて行けそうだ。
アップタウンへ歩いて行くと、良い具合にレトロなホテルが建ち並んでいた。
タイムズスクエアから徒歩20分ぐらいで、セントラルパークに着いた。
でかい。
南からの入口だけでも大きさが伺える。
なにせ公園内を馬車が走るのだから。

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少し公園内に入って周りを見回して驚いた、高層ビルが公園を取り囲んでいる。
天気が曇りだった為、雲をビルが突き抜けている。
ここで写真を撮ろうと思い周りを見渡すと、中学生ぐらいの白人の少年がいた。
エクスキューズミー、スマホを見せながらピクチャープリーズ(間違っているが)と言うと、気さくにOKと写真を撮ってくれた。
サンキューと言うと、気にしないでと軽く返事をした。
やるな〜。

セントラルパークは、大げさではなく大濠公園の10倍ぐらいの大きさはありそうだ。
今日は、シープドゥまでいかずに入口周辺を散歩して満足した。
余談だが、帰り道たぶん高校生ぐらいの白人の少年に英語でグランドセントラル駅までの道を聞かれた。
言っていることはわかるが、答えられない。
ソーリーと言った。
しかしなんだか、現地人と間違われたのは、嬉しかった。
俺って、アメリカン?
高揚した気分で仮眠をするために、ホテルへ戻った。
ニューヨークは昼だが日本では真夜中、眠い。
取り敢えず、仮眠の為にホテルに戻った。
エレベーターで自分の部屋近くにいくと、
巨大ホテルは、ベッドメーキングの真っ最中だった。
私が戻ってくると、黒人のお婆さんが不思議そうな顔で話しかけてきた。
多分、なんで戻ってきたのか聞いていると思う。
答えられるないので、笑顔でスリープと言い、取り敢えずイエスと答えて部屋に入った。
またまた爆睡。
日頃の不眠症がうそのようだ。



2019年10月03日

19.朝のタイムズスクエア

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スタバで朝食をとった後に、ニューヨーク旅行の目的の一つのタイムズスクエアに向かった。
まずは下見だ。
ホテルからは近く、霧雨の中マップルの地図を見ながら歩いていると、おーこれが。
大晦日の夜にニューイヤーを祝う人で混雑しているのがニュースで流れる、タイムズスクエア。

ついにここまできたぞ。
不覚にも涙腺が緩んでしまった。
同時に朝だというのに、ネオン・サイネージ・ビジョンの凄さにアメリカの力をまざまざと見せつけられた。
アメリカ経済は、まだまだ強いと感じた。

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また、朝のタイムズスクエアへの行く時に、通行人がまったくと言っいい程、信号を守らない。
片道3車線の道路、赤信号でも車が来てなければ平気で渡ってしまう。
それどころか少しでも車間距離があれば、平片手で車を制するようなポーズで平然と信号無視さ。
しかし少しかっこいい。

最初は、交通ルールを守れよと思っていたが、2〜3日後には、同じ様に信号無視をしていた。

慣れるものだ。


2019年09月29日

18.スタバでモーニング

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爆睡状態から目が覚めた。
カーテンを開けると、テレビで見るビルと車の圧倒的な景色が目に入ってきた。
ニューヨークだ。
目覚めがよい私は、飛び起きた。
現地時間で朝4時だった。
シャワーを浴びてまったりして窓から外を見ていると、ホテル前のスタバに人が入っているではないか。
福岡では、朝7時オープンが一番早いスタバだがニューヨークでは、なんとオープン時間が5時30分だった。
さっそくスタバ好きの私は、向かった。

日本と比べると小さめのスタバだった。
レジ前のハム入りのパンを手に取り、コーヒーと言ってお金を払ったのだが、何だかん金額が安い。
それもそのはずだパンだけを袋に入れ、渡された。
コーヒーは?
もう一度レジに並んで指差しでコーヒーを頼んだ。
大きめのカップにいつものコーヒーが。
ドリップコーヒーの価格は、日本より少し安い2.5$だが、さすがアメリカ量が多い。

席に座り、通勤のニューヨーカーを見ながら、モーニングを味わった。
ハム入りパンもコーヒーも量が多く朝から腹いっぱいになった。

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日本ではあたりまえの一つ一つの行動が、新鮮且つ刺激的だ。

ニューヨーカーの朝は早い、そしてカッコ良かった。


2019年09月25日

17.ヒルトンホテルミッドタウン

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タクシーから間違ってシェラトンホテルで降ろされ、ニューヨークの街並みを見ながらヒルトンホテルに到着。
フロントには2〜3人列が出来ていた。
私の番、黒人のおばさんがフロント対応だった。
バウチャーを出して、マイネームイズ・・と名乗った。
スムーズに終わるかなと思っていたら、クレジットカードの提出を求められた。

支払いは、ネットで終わっているはずなのになんで?
WHYと言うと。
まったく聞き取れない早口の英語で説明している。
辛うじて、300$との金額はわかった。
完全には、理解出来なかったが、もしかしたらデポジットかなと思いクレジットカードを出し暗証番号を入力する。

するとその後に簡単な説明があり部屋のキーを渡された。
よかった。
やっぱりデポジットだった。
天下のヒルトンホテルでも日本語対応フロントがいなかったのは驚きだった。
客の多くは、白人系のアメリカ人だと思われた。

ロビーは、広くお洒落な売店やカフェもある。
ロビーでは、ジャズの生演奏を後日やっていた。

10個以上あるエレベーターに乗り込み部屋に向かう時に、周りはアメリカ人ばかりの状況がなんだかわからないが心地よく感じた。

部屋に入るとツインで一人旅には、もったいない広さだ。
やっと着いた、安堵感と機内での睡眠不足でベッドに飛び込み爆睡した。
不眠症がうそのように。

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いよいよニューヨーク生活のスタートだ。


アメリカランキング

2019年09月23日

16.タクシーの運転手

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JFケネディ空港のロビーで考えた。
地下鉄でホテルのあるブルックリンまで移動するのか、乗合バスか、タクシーか、13時間を超える移動で疲れていたこともあり、瞬時にタクシーを決断。

空港で出ると、屈強な黒人の男たちが、多分何かの案内をしていると思ったのでタクシーOKと言ったところ、目の前の乗り場に連れて行ってくれた。

南米系の若い運転手に荷物を渡して、ヒルトンミッドタウンニューヨークと言ったがあまり通じず、マップルの地図を広げて指をさすと、OKと言われて、古い日産のボンゴに乗った。
私は、ついにニューヨークに降り立ったことと、タクシーに一人で乗ったことで気分が高揚していた。
どうにかなるさ。

ハウオーダーユー、年齢を聞いたところ、ツエンティーナイン(29才)と答えてくれた。
調子に乗った私は、ユアーヤングマンと言い。
それからも、単語の会話を続けた。
安くて美味しいものはどこと聞くと、チャイナタウンはビッグシティだがスモールシティのコリアンタウンがいいと教えてくれたり、
日本の車は優秀で、この日産車の兄弟ブランドはインフィニティと私が言ったりして、意外な程、単語の英会話が成立した。

車窓から遠くにブルックリンブリッジを見たり、地下鉄の蒸気が地上に溢れているのを見てニューヨークを実感していた。
ただ、車の運転が荒い、少しの車間で割り込んだり凄まじい。
日本や韓国は、まだまだ大人しいと感じた。

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40分程でやっと、ヒルトンホテルが見えて来たのでお金を探していると、なんと通り過ぎてしまいシェラトンホテルで止まった。
ヒルトンとシェラトン、私の英語が通じていなかったのだ。
思わず苦笑い。
近くだったので、シェラトンホテルで降りてチップ込70$払った。
気さくな兄ちゃんだ。

タクシーの運転手とはいえ、英語で雑談が出来た事でみょうに自信を持ってしまった。

2019年09月18日

15.JFケネディ空港到着

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やっと着陸。
近代的な空港を想像していたので、少し拍子抜け。
ANAのターミナルは、第6で小さいらしい。

飛行機から降りようとした時に、担当のCAさんから奥様とお嬢様へとファーストクラスアメニティのグローブトロッターを2個頂いた。
サプライズでとても嬉しかったし、これからもANAに乗り続けなければと思った。

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搭乗も先頭だったが、降機も先頭だった。
ビジネスクラスのお客様をCAさんが遮断してファーストクラスから降りた。
少し優越感はあったが、初めてのアメリカの空港で入国審査から手荷物受け取りを最初に行わなければならない、どこに行けばいいのか戸惑いながら入国審査。

韓国や台湾と違い、アメリカ本土入国には10本の指全て指紋をとられた。
また白人独特の上から目線で少し気分が悪いなか、目的・滞在日数・ホテル名・職業など質問された。
たどたどしく英語で答える。
最後に、サンキューと言われたことで少し気分は良くなったが。

次は、荷物の受け取りだ。
福岡空港と比べると暗くて古い荷物受取場だ。
ファーストクラスだったこともあり早めに荷物を取り、いよいよロビーに出ると目の前にダンキンドーナツが正面にあった。
ミスタードーナツでは、ないところがアメリカだと思う。

いよいよニューヨーク滞在が始まる。
気合いを入れよう。

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