2020年06月30日
株主優待日記(第7回『フレンドリー』香の川製麺編)
先日『やっちまったぁ!!』の記事でも記載したフレンドリー(コード:8209)の株主優待がついに届きましたので、先日宣言した通り、今回記事にさせていただきます
なお、『やっちまったぁ!!』の記事でも記載の通り、現在フレンドリーは株主優待を廃止していますので、今から購入しても株主優待を受けることはできません
(今回の記事は、フレンドリー最後の株主優待となる2020年3月権利確定でもらった食事券を使用した際のレポートになります。)
それでは、早速株主優待日記行ってみましょー
株主優待取得条件
冒頭にも申し上げた通り、現在フレンドリーは株主優待を廃止しています
今年3月までの株主優待の条件は以下の通りでした。
<権利付き最終日>
3月、9月最終営業日の2営業日前
(権利付き最終日の意味については『株主優待日記第1回』をご覧ください。)
・100株以上保有の場合
食事券500円分×10枚
・200株以上保有の場合
食事券500円分×20枚
・500株以上保有の場合
食事券500円分×30枚
私は2020年3月時点では、平均取得単価1,497円で200株保有していましたので、当時の優待利回りとしては6.68%と比較的高い水準の優待銘柄でした
(しかも○円以上で○枚使用可、のような制限もなく自由に使えるものでしたので、その点では使い勝手が良かったです。)
しかし、今年の5月22日に株主優待廃止の発表をしてから、優待銘柄で購入していた人たちの投げ売りが始まり、6月29日時点の終値は774円となっているような状況です。
まぁ、財務・業績の状況はよろしくなく、株主優待だけが唯一の取り柄だったような銘柄ですので、致し方ないかもしれません
現在の含み損額は144,600円と莫大な額になっていますが、この事件を機に、株主優待銘柄の整理に取り掛かることが出来ましたので、いい勉強代だと思っています
(ちょっと高かったですが)
株主優待の詳細
2020年3月権利確定の株主優待は6月中旬に届きました。
実際の優待券はこんな感じ。
フレンドリーは今回紹介する、うどん屋の『香の川製麺』以外にも、今まではファミリーレストランや居酒屋を運営していたのですが、コロナウィルスの影響で居酒屋系を中心に客足が途絶えたため、従来より利益率が高く、かつ、コロナウィルスの影響が残る環境下の中でも、ある程度の客入りが見込めるうどん業態の『香の川製麺』だけを残してその他の店舗を全て閉店するという大胆な方策に舵を切りました
この大転換により、閉店に伴う特別損失等が発生し、2020年3月期の決算がさらに悪化⇒さらに株価下落に拍車をかける、という事態になってしまいましたが、今回の判断により利益性が改善し、再び浮かび上がることもあるかもしれないと淡い期待を抱いてみたりもしています
そんな大波乱の中にいるフレンドリーですが、家の近くに香の川製麺がありましたので、今回そこに行って実際にうどんを食べてみました
香の川製麺の特徴といえば、やはり『うどん1〜3玉まで全て同額』ということが挙げられるでしょう。
通常のうどん店では1玉追加すると100円〜150円程度追加されることが多いため、私のようにたくさん食べたい人にはうってつけと言えます
というわけで、今回注文したのがコチラ。
うどんは当然3玉
真上から見るとあまりそのすごさが分からないので、横からも撮ってみました。
えぇ、かなりの量です
(箸ですべての麺をすくい上げることが出来ませんでした・・・)
価格としては、
ぶっかけうどん(冷)3玉:280円
中津からあげ:120円
塩おにぎり:80円
消費税:48円
合計:528円
と500円の食事券の他に28円を出すだけで、これだけたくさん食べれてしまうという超お得感
それでは、早速食べてみましょう
うどんは、つるつるとした舌ざわりとしっかりとコシのある讃岐うどんの良さが前面に出ていて実に美味しいです
また、天かす、ネギ、生姜、すりごまなどが入れ放題なので、自分好みの味にカスタマイズできるのも嬉しいですね
(私は天かすうどんが大好きなので、天かすを多めに入れてみました)
から揚げの方については、ちょうど揚げたてのものを選べたのもあり、熱々ジューシーでサクサクしておりこちらもとても美味しかったです!
フレンドリーは元々関西圏を中心に、それこそ『フレンドリー』というファミリーレストランを中心に経営していたのですが、『安かろう悪かろう』の色が強く、特に晩年では『悪かろう』が度を超えた感もあり、客離れが進み経営悪化したのではないかと個人的には推測しています
その中で、今回の『香の川製麺』は他の大手うどん店(はなまるうどんや丸亀製麺など)と比較して同程度の質がありながら、価格が抑えられているので非常にコストパフォーマンスが高くなっていると感じました
従来のフレンドリーの路線から脱却できている感じがして、実際に私が店に行った時も大勢の客が入っており、これからのフレンドリーの再建に改めて期待が持てそうな気がしてきました
(高齢者や小さいお子さんを連れた家族連れが結構多く、大盛り目当てじゃなく来ている客層が結構多かったのは、かなり予想外でした。)
まだ、あと半玉分くらい残っていますが、結構お腹いっぱいになってきました・・・あ、塩おにぎりもまだあった
むしゃむしゃ・・・
ごちそうさまでした〜
(大食いには自信あったのですが、もうお腹いっぱいで食べれないです)
ところで現在、香の川製麺では、うどんの他は、天ぷら、から揚げ、カレー、ご飯などの食事メニューのみの提供となっているようなのですが、ここにお酒を置けば、もっと利益性が上がると思うんですよね〜。
(特に公共交通機関からのアクセスがいい店舗やオフィスが近くにある店舗はその効果が大きいと思います。)
天ぷら、から揚げは十分、酒のあてになりますし、最後にうどんで〆るというパーフェクトな流れも作れてしまいます
そして利用者側の立場からしても、食事主体の店がやっている呑み屋(サイゼリヤ、王将、ガストなど)は居酒屋と比べて段違いにコストパフォーマンスが良く、足繁く通いたくなるものです。
(これは、居酒屋ヘビーユーザーの私が思うので、ほぼ間違いないと思います。)
店側としても、瓶ビールをただ置いておくだけで、追加のコストがほとんどないまま、食事目的の客層だけでなく、呑み目的の単価の高い客層を取り込むことが出来るので、利益性改善につなげられると思うんですよね
(店にとって呑み客は食事客よりも単価が高いですが、呑み客も居酒屋に行くより安上がりに済ませられるので、双方共にWin-Winだと思います。)
フレンドリーには利益性改善してもらって、早いところ私の含み損も解消してもらわないといけないので、フレンドリーのお客様ご意見フォームから提案してみようかなー
と酒呑みのみやびーは思うのでした。
<追記>
後日リトライして、肉の量が2倍の肉肉カレーうどん(780円+税)にも挑戦してみました
(うどんはもちろん3玉)
味的には悪くはないのですが、思ってたよりも肉の量が少なくて、これで780円なら、ぶっかけうどん280円の方がいいかな・・と個人的には思いました
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