2016年04月30日
ウォーター・ボーイズ(2001日本)
監督:矢口史靖
出演者 妻夫木聡、玉木宏、三浦哲郁、近藤公園、金子貴俊
about the movie
静岡県相良町(現在の牧之原市)が舞台。部員は鈴木智(妻夫木聡)ただ一人という廃部寸前の唯野(ただの)高校水泳部に、美人教師・佐久間恵(眞鍋かをり)が顧問に着任した途端、部員が30人に激増。
ところが、佐久間が本当に教えたかったのは、なんとシンクロナイズドスイミングだった。恐れをなした多くの部員たちは逃亡。しかし取り残された部長の鈴木、何事も中途半端な元バスケ部員の佐藤(玉木宏)、筋肉を付けたいガリガリのダンス少年・太田(三浦哲郁)、カナヅチ克服を目指すガリ勉・金沢(近藤公園)、ちょっと女の子っぽい早乙女(金子貴俊)の5人は泣く泣く学園祭に向けてシンクロをやる羽目に。
(wikipediaより引用)
review
劇場では観なかったので、テレビで初めて観た。4年も前になるのか。と言っても、邦画はほとんど劇場で見ることは無いのですが。久石譲監督の「カルテット」くらいかな。
竹中直人の動きが最高に小気味悪くて面白かった。それから人気らしい「妻夫木くん」を初めてちゃんと観た(ビールのCM以外で)。日本の若い俳優ってあまり思いつかないけど、彼は人気らしいということで知っている。高校生とかそのくらいの年代の俳優って発掘が難しそうだね。結局ジャニーズとかになってしまうパターン多しだ、大河ドラマなんか。出てる俳優の若どころは妻夫木くんしかわからなかった。他は観た事あるような無いような。
私は泳げないし水も恐怖なので、シンクロの楽しさは観る以外全然理解できないところだけど、確かに男性のほうがアクロバティックな技出来るよね。美しさは女性の方が、と言われそうだけども私はそれほど変わらないと思う。というところでブロードウェイの舞台「ラ・カージュ・オ・フォール」を思い出した。あれも男の人でしか出ない迫力だ。
プールと言えば嫌な想い出しかなくて、25m泳げない生徒はまるで人間以下みたいな扱いをされたのよね、当時。夏休みにまで登校させられて泳がされた。確か30分間ずっと泳ぎ続けなくてはならないという地獄のような試験もあったな。私は30分どころか30秒以内に、傷ついたクジラのごとくプールサイドへ打ち上げられていました。でも得に反省もせず、別に泳げる必要なんて感じなかったので頑張ろうとは思わなかったな…嫌な生徒。反抗的ではなかったけど。
同監督の「スウィング・ガールズ」も未見だけど、こんな感じなんでしょうか。ビバップジャズ、面白そうね。邦画って、最近はとくにしんみり時代劇が多い気もするし、こうやって元気のある作品もばんばん人気が出るといいのだけど。作られてはいるけど、実際それが上映されて人が入って…てところまでたどり着くのが難しいんだろうな。頑張れ邦画界。別にカンヌなんて狙わんでもいいから。海外で賞もらって初めて国内でも認められるなんて寂しい。
水槽拭いたりして筋肉つけるってところは、「ベスト・キッド」かね…と脱力したけど、それでもいいかんじでした。それにしても竹中直人、どうしてああいう動きが出来るかなー。すごいな。♪おいてけぼーりーぽんぽんぽん♪ざまーみーろーぽんぽんぽん♪てどうでもいい歌が頭から離れないよ。この監督、俳優には細かく演技指示を出す方らしいが、竹中直人に関してはほとんど出さなかったそうだ。
あ、印象に残ったところが竹中直人以外にもう一つあった。
イルカの頭から出て来た白いもんは一体なんなのよ。あのシーンは笑えたなー。
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