事件通信　〜日々の出来事〜

森永製菓（東京都港区）の「ハイチュウ」、江崎グリコ（大阪市）の「ポッキー」、明治（東京都江東区）の「カール」など、日本人の多くが子どもの頃から慣れ親しんだお菓子が今、海外の人たちの人気を集めている。
ハイチュウが今、東海岸のメジャーリーガーたちを虜にしているらしい。現地の報道や同社によると、レッドソックスの田澤純一投手が球場に持参したところ、他の選手たちは「食べたことのない味だ！」と大喜び。やがて球団と森永の現地法人はパートナーシップの契約を結ぶに至った。レッドソックスだけでなく、ニューヨークヤンキースでも、黒田博樹投手が持ち込んだのがきっかけで、チームメイト内に愛好者が続出しているそうだ。実は、『ソフトキャンディー』というジャンルのお菓子は海外にはなく、数年前から日本のお土産として喜ばれていたが、メジャーリーガーが気に入ったことで広まっていった。
　森永製菓は2013年12月にノースカロライナ州メベイン市に生産子会社を設立。今年6月5日に行われた工場の地鎮祭では、州知事まで駆けつけ、地元で大きく報じられたという。
　日本のお菓子が広まるのは日本の文化が広がる事でもあるから誇らしく思う。私は海外のお菓子はあまり食べた事は無いが、日本のお菓子は確かにおいしいと思う。そのためにスナック菓子を食べた時にはつい食べ過ぎたりしてしまうのだが（笑）。メジャーリーガーで人気が出たひとつの要因としてハイチュウはガムと違い、いちいち口から出す必要ないことが挙げられるのではないだろうか。確かにガムも飲み込む事は可能であるが紙に包んで出すのが一般的である。そういう、ちょっとした手間も人気を左右するのではないだろうか。