とくとくまる

NTT-Xにて、TEKWIND Windows 10 Home 32bit OS搭載 キーボードPC WP004-WHが会員2,138円割引きクーポン適用して、19,246円で販売されています。本製品は、288gのキーボード＆タッチパッドの中に、PC機能を内蔵した省スペースのキーボードPCです。もっと簡略化して表現すれば、ネットブックの液晶とバッテリーを省いた本体にCPUとメモリ、マザーボードを組み込んだ製品という感じです。OSはWindows10 Home 32bit、CPUにインテル Atom Z3735F、キーボードはフルサイズ86キー日本語キーボード、トラックパッドも搭載、ストレージ容量は32GB、メモリはDDR3Lタイプを2GB、microSD(SDXC、最大64GB対応)カードリーダー、USBコネクタにフルサイズUSB2.0×2(TypeA)、マイクロホンとヘッドフォンの3.5mmコンボジャック、ディスプレイ出力はHDMIとD-sub15、LAN RJ45端子、無線LANはIEEE802.11b/g/n、Bluetoothに4.0LEと標準的なネットブックのスペックに落ち着いています。本体サイズはW287×D125×H26.5mmですので、本体はほとんどキーボードですのでとても小型です。電源には5V2Aの付属のACアダプターを使用します。本製品は思いの外、実用的なアイテムで、出張の多いビジネスマンには重宝しそうです。欲を言えば、本体に小型スピーカーあたりを付けていてくれれば、スピーカーが内蔵されていない旧式モニタでも機能を簡単に存分に使えるのですが、適当なイヤホンや内蔵Bluetoothで外部スピーカーにつなげる方法もあるわけで、少しでもコンパクトにするためにあえて省いたのなら、納得できますね。付属のACアダプターもコンパクトで、一般的なノートPCのアダプタの半分ぐらいのサイズといった感じです。本機のスペースキーの横に、小さいタッチパッドを搭載しているのですが、意外にも使えるモノで、急ぎの時にテレビにつないでさっとデータを確認したいときなど、あるのとないのでは大きな違いを感じます。本機のスペックは高いものではないので、高解像度な動画鑑賞を含めCPUに頼る処理を多用するような使い方には向きません。ビデオサーバーやレシーバー、高解像度での画像編集マシンとしても不向きです。もちろん、YouTube程度なら問題ありませんので、主な用途はチャットやブラウジング、WordやExcelのデータ確認と編集といったものになるかと思います。ただし、スマホで普通の解像度で取った写真に文字を入れたりトリミングしたりするようなことは難なくできます。スマホとセットで持ち歩くと、いざというときにExcelの表を書き換えたり、Wordの図表や章・節などを入れ替えたりという処理が、本機を適当なモニタをつなぐだけでできますので、頼もしいです。古いモニタが余っている人には、省電力な常用チャット・ライティングツールとしても使えますね。このスペックで二万円かと悩んでも、利用する機会が多い人には役に立つツールになると思います。