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2024年03月05日

オプションバリアに注意です

USDJPY_2024-03-06_06-18-42.png

朝一の先出しモドキ

150.203ブレイクロング
149.848ブレイクショート

昨夜のNY時間前からの下落トレンドで
それまでボラが無かったレンジ状況から一変
大きく下げました
これも影響しての二段下げです
・米ISM非製造業指数が低下、雇用落ち込む−受注や業況は改善

昨日の朝一の先出しモドキです
下に抜けましたねしかも抵抗帯もブレイク
USDJPY_2024-03-06_06-11-15.png

朝の時点ではまだで下落トレンドが続いています
しかし
W底形成の可能性もあり
上昇した場合は一旦上の紫の抵抗帯で抑えられるのでは?
抜ければ上昇トレンド発生で
150.20ブレイクを目指します




動き出したか?為替市場

日経平均は、連日最高値近辺での
攻防が続き、一部銘柄では、
荒っぽい値動きになっています

仮想通貨はビットコインETFが
承認されてから、あたかも
天井がないかのように上昇

この両方のマーケットは海外投資家が
中心です


しかし、その一方、為替市場は
膠着状態でした
151円以上のバリア系オプションが大量にあること、
そして、パウエル議長議会証言や、
金曜日の米雇用統計など、
主要経済指標の発表を前に、
待ちの姿勢となっていました


しびれを切らして勝負しても、
結局動かないということになるので
ここは慌てず騒がず、
動き出すのを待つしかない状況でした
今日はボラが出るでしょうか
深夜0時のパウエル議長議会証言が待たれます

オプションバリアとは


オプションバリアはオプション取引の用語で、
特定の条件が発動される価格のことをいいます。

例えば、ドル円のオプション取引で
権利行使価格を100円としたコール(買う権利)があり、
「95円をつけた瞬間に取引は解消される」
という特殊な条件が付いていたとします。

いわゆるノックアウト条項ですが、
この95円のことをバリアと言います。

上の例では、95円をつけると権利が消滅するので、
買い方には不利な条件です。

しかし、そのぶんオプションの価格(プレミアム)が安くなる
というメリットがあります。

メリットとデメリットを天秤にかけ、
まさか95円を付けることはないと考えれば
条件付きであっても買うわけです。


ところが予想に反して為替相場が下落し、
95円手前まで下がったとします。

すると、買い方の中からは95円を付けないように
ドルを買い支えようとする動きがでてきます。

このとき、売り方と買い方の間で
バリアをめぐる攻防が起こります。

買い方が勝てば権利は消滅せずに済み、
また売り方の買い戻しで価格は反発します。

一方、売り方が勝てば買い方の損切りを誘発して
価格は一段安となります。

このことから
「巨額のオプション・バリアが設定されたレートには到達しにくい」

「巨額のオプション・バリアが設定されたレートを抜けると大きな動きになる可能性がある」
ということになります。

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オプションバリアは大抵きりのよい価格に設定されますので、
XX.00円とかXX.50円といった節目の価格の前後では
こうした攻防が起こりやすいといえます。

所謂キリ番に注目です

昨日の例で言うと
150.50ですね

今は買い方の負けの状況

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専業トレーダーの磯釣り師 退職後再就職せずに投資とトレードだけで生きています 磯釣りの弟子たちにトレードスキルを教えている
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