歳は取りたくなるもの

今日はハロウィン。
古代ケルト人が起源と考えられている祭りで、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事だとWikipediaに記してあった。

アメリカでは国民的行事として定着しているが、子供が「Trick or treat」 （「いたずらか、お菓子か」）と唱えて近所を回るのは有名だ。大人たちも含めてパーティをするのだろうが、主にホームパーティ形式がメインではないだろうか。

日本のハロウィンはどうだろうか。昨年ぐらいからハロウィンで若者が仮装して街を繰り出す光景がテレビで放送されだした。今日の渋谷の街には機動隊が１００人以上出て交通整理をしているらしい。
特に夜に仮装して騒ぐ。若者には面白いイベントだろう。仮装していると、知らない人同士でもデジカメやスマホで一緒に写真を撮ったり、仮装を通じて共通に騒げる。

テレビのインタビューを受けた若い人の大半は、手作りで安く工夫を凝らした物が多い。また、びっくりするほどクオリティの高い人もいる。今年はLEDライトなどを付ける電飾が流行っているようだ。もはや奇抜な衣装だけでは物足りないのか。手作りのものは、どの人もオリジナル性が溢れていて、いくら見ても飽きない。

若い人だけでなく、親子で楽しめるイベント等も沢山開催されているらしい。
街に繰り出すだけでなく、ネット界でもハロウィンのイベントをあちらこちらでやっている。
たった２年で、もはや国民的行事にまで成長してしまった。

昨年の経済効果は、ハロウィンは１１００億円に上り、バレンタインデーの１０８０億円やホワイトデーの７３０億円を抜いた。６７４０億円のクリスマスに次ぐビッグイベントになった。今年は軽く昨年度以上いくだろう。それで日本人も日本の経済も元気になるなら、悪くない話だ。
参加する方々は、怪我や事故が無く、楽しく仲良く騒いでほしいものだ。