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2015年10月19日

できすぎた子役が痛い

今朝、ある子役の男の子がテレビに番宣で出ていた。
見ていて、とても気持ち悪かった・・
ネガティブな内容なので名前は出せないが。

自然そうに可愛くふるまう。舌ったらずの甘い声に屈託のない笑顔。
でも、出来過ぎている。どう見ても、できすぎ、完璧すぎるのだ。

バックの親が演技指導しているに違いないなどと勝手に連想してしまう。
子役の子自身も、自分が可愛い、人気者だと自覚した上で演技しているのだろう。
子供といえども、俳優なのだから当たり前のことかもしれないが。

この子は10歳に満たない頃から、大人や世間に対して素顔を見せずに「良い子、可愛い子」を演じ続けているのだろう。いつ”素”の自分に戻って、聞き分けの無い天真爛漫な自分を出しているのだろうか。

私には子供がいないから、そんな風に感じるのだろうか。
しかし子供を持っているお母さんならば、自分の子供と比べてもっと痛く感じるのではないだろうか。

最近では番宣の為にバラエティ番組などに子役がよく登場するが、登場しないほうがいいかもしれない。
同出演者の10代後半のアイドルの子より、ずっとハキハキと受け応えする子役を見ていると「仕組まれている」としか感じないのだ。
子役のドラマだけの姿を見ていたら感情移入できても、番宣での対応を見ているとそちらの印象が残ってしまう。

子役といえど、人気の子は〇千万、〇億と稼ぐらしい。
親が必死で「子役」の教育をし、ビジネスとして「売り物」にするのも無理はないのだろうが。
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