2013年10月08日
比律賓事始 へ
別れは勘違い。半年は覚悟してたのに、たった1ヶ月でまた会えることに。
立ち見が出るほどの大盛況のサヨナラパーティーが終わり、
ようやく落ち着きを取り戻した店内。
今日はPのお客さんしか入れてないらしい。
13日も連続で来ると、他のお客の顔も覚える。
店に来てからすでに数時間。
まだ一度しか話してない。
ヘルプの娘がオイラをからかう。
「なるるんことかぁ」(「寂しいね」って意味。今は分かります。当時は音だけ聞こえてました。)
やっぱり店の娘は知ってます。誰が本命か。
ママLが来た。
「ありがとうね」
「いや、こちらこそ」
「Pね、ずぅっと契約書にサインしなかったの。もう来るの嫌だって。」
「そうなんだ」
「それが1週間前に急にサインするって言い出して。」
「(!)」
「あなたのおかげ。本当にありがとうね。」
「とくになにもしてないよ?」
「へへへ。知ってるから。Pのこと、大事にしてね。」
店の娘が知ってるんだから、ママは当然知ってるか^^;
そして閉店時間。
立ち上がりかけると、「ちょっと待てCall」
あんたは、一番最後。
全部の客が出てから。
おっと、そうなんかい。
名残惜しんで、なかなか客が引かない。
出口あたりで犇めいている。
もう4時30分だ。
店の片づけも終わり掛かってる。
女の子たちも私服に着替えて、待機中。
5時。やっと客が引けた。
Pが戻ってきて、「ちょっと待っててね」
大きな紙袋。
「これ、誕生日のプレゼント。」
そう明後日3月15日はオイラの誕生日!
赤いダウン。
着てみる。
なによりも気持ちがあたたかい。
「ありがとー!!!」
車に乗り込むP。
成田に直行だ。
見ると、大きい目に
涙いっぱい溜めてる。泣かないって約束したからって・・・
よせ、オイラも鼻がツーンと。
もう行ってくれ。
ドアを閉める。
車が動く。
振り返って手を振るP。
踵を返し、人目を避ける立ちションスポットに。
30分もおしっこしてた。
・・・つづく
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