2013年10月24日
Palaka sa well hindi alam ng mga dagat
フィリピン在住のKさんとの話で、オイラの歩んできたフィリピン街道は、実は裏街道だったことが判明。
数年前の事。その日はじめて会ったKさんとの会話
Kさん「Mikeさんは、フィリピン長いの?」
オイラ「行ったり来たりですけど、彼此10年位になりますね。」
Kさん「あっそう。僕は15年くらいかな。」
オイラ「ずっとこっちですか?」
Kさん「いやぁ、僕も行ったり来たり。最近はここの方が長いけど。」
なんて話に始まり、近況などを話し、なんでフィリピンにハマったの?なんて話をし、
次第に打ち解けてきたころ、
Kさん「Aって店行った?」
オイラ「え?知りません。」
Kさん「最近マカティーに出来たんだよ。なかなか美味しかったから今度行ってみなよ。」
オイラ「はい。機会が在ったら行ってみます。」
Kさん「Bって店のラーメンが旨いの知ってる?」
オイラ「知りません。」
Kさん「えっ?Bも知らないの?じゃCは?Dは?Eは・・・・・」
なんて感じで、日本レストランの羅列。
オイラ、ぜーんぶ知りません。
Kさん「なんだぁ。Mikeさん全然フィリピンの事知らないんだぁ。」
ちょっと、待ってください?
Kさんが話しているのは、フィリピンにある日本の話。
全部日本人が経営し、日本人が通っているところ。
オイラ、そんな所に興味ないし。
なんでフィリピンまで来て、日本を追いかけなきゃならんの?
オイラ大人やからその場は、笑って済ましたけど、
本当は、
「クレムリンて知ってる?」
「168は?」
「ゴルフヒルズのボンレスバゴスが旨いの知ってる?」
「ティモッグのジェイジェイズに午前3時頃行くと、仕事帰りのお水のお姉ちゃんが沢山いて絶景なの知ってる?」
「バナウェのパレスは?イーストウッドのブルーオニオンは?」
「マカベベのフィッシャーマンズグリルは?」
って聞いてやりたかった。
彼らは、フィリピンって土台に櫓組んで絨毯敷いて床几に腰おろして見下ろしてる。
オイラは、裸足でフィリピンって土に直に立ってる。
この違い。
目線も違けりゃ、立ち位置も違う。
到底分かり合える訳はない。
結局Kさんとはそれきり。
「井の中の蛙大海を知らず。」
Palaka = カエル
sa well = 井戸(タガログ語は?)
hindi alam = 知らない
ng mga = 〜について
dagat = 海
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