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2014年11月06日
2014年11月05日
がんの発見法!
健康便り50
初期がん予防法!
実は、人間の体内では誰しもが毎日、数百〜数千個ものがん細胞が自然に発生しています。
それでも、早期がんや進行がんにならないのは、リンパ球やマクロファージといった免疫機能がそれを毎日取り除いてくれているからです。
つまり、免疫機能を正常に活性化させておけば、とても有効な予防策になると同時に、進行移転、再発を食い止めることも可能となるのです。
誰しも毎日作り出されているがんについて学んでおけば、がんへの対応と治癒法が見えてくるので恐れずにがんに向き合うことができます。
がんを知ろう!
がんは一般に、早期がん、進行がん、末期がんの3段階に大別されます。
がん細胞は、1個が2個に、2個が4個に、4個が8個にというように、細胞分裂をくり返して増殖していきますが、早期がんとして発見できる大きさになるまでには30回以上の分裂をくり返し、8〜15年はかかるといわれています。
そのうち、ごく初期に見つけられる小さながんは初期がんまたは微小がんと呼ばれ、早期治療で完全に治すことが可能です。
前がん状態とは
がんとは認められないが、そのまま放置するとがん化する確率の高い状態を、前がん状態といいます。大腸ポリープ、胃粘膜の腸上皮化生や異型上皮、舌の白板症、皮膚にできる日光角化症などがその例です。
これらの病変がみられた場合は、定期的に検査を受けることが必要です。
早期がんから進行がん、末期がんへ
がんの初期状態がどの時期にあるかは、臓器ごとに病像が大きくちがうので、それぞれ個々に決められます。
例えば、胃がんの場合、まず、胃壁の内側表面の粘膜層にがんが発生し、数年間はそこにとどまっていますが、少しずつ大きくなり、やがて粘膜下層にまで広がります。ここまでが早期がんです。
そして、この段階でがんを切除すれば、ほとんどが治ります。さらに下層の固有筋層に達すると、転移や浸潤が増え、胃の内腔にも増殖して盛り上がってきます。
これが進行がんです。
がん細胞が固有筋層より下層の漿膜(臓器のいちばん外側を包む膜)に侵入し、漿膜表面にまで達するようになると、腹膜に転移してがん性腹膜炎をおこしたり、肝臓や肺、リンパ節に転移したりします。こうなると、全身状態は非常に悪い状態に陥り、手術も不可能となります。これが末期がんです。
がんの病期分類と判定
がんの病期(進行の程度や広がり)をいろいろな検査の結果から分類する方法は、各国で共通の基準として用いられています。がんを適切に治療するには、事前にがんの病期を正確に診断しておくことも必要です。
がん発見の目安は
がんは他の細胞に比べて大量の酸素や栄養素を必要としている為、自らのために「新生血管」と呼ばれる新しい血管を作ります。
その血管は通常ある血管と比べて血管壁がもろいということです。
ちょっとした事で出血しやすいので、いつもと違う出血が始まり、いつもよりも貧血がひどい時と感じるようになれば黄色信号です。
次に体重の減少が大きい。
特にダイエットなどをしていないのに(いつもどおりの生活をしていて)体重が減っている時は黄色信号から赤信号に変わる瞬間です。
というのは、がん細胞がある場合、今までよりもエネルギーの消費量が多くなる、がんの出来た場所によっては食欲が落ちる、ということがありうるからです。
その次に便の異常がある。
便の色の変化、通常の下痢や便秘の薬が効かない、便秘と下痢を繰り返すなどは、注意が必要になります。
いずれにしても初期がんは、自覚症状のみでは分かりづらいため、血液検査が必要になってきます。
皮膚がんのように足の裏に出来る、黒子(ほくろ)が出来たら要注意です。
左右の形が違うものや、黒子の中で色にムラがあるものは更に注意が必要になります。
そして、科学的ではありませんが、虫の知らせ、といったものです。
なんとなく気になる、と思って、念のため検査したら早期のがんが発見されたということもあります。そういったものも大切にてみてください。
そして健康診断の結果を無視しないということです。もし再検査などの指示があった場合は、自覚症状がなくても診察や検査を受けるようにしてください。
がんではなくても他の病気が潜んでいるかもしれません
健康は、自らの管理で手にいれられます。 がんを倒すには、自己免疫力を上げることが最も有効です。
免疫力を生活の中で笑顔を生まれる機会を多く作る、エンザイム(体内酵素の働く)を活性化させる食生活が大切です。既にがんとの診断を受けている人は更に自己免疫力(生体防御)を高める健康食品を追加してあげても良いと思います。
今日も前向きに明るく、楽しく、元気よく過ごせますように心よりご祈念申し上げます。
初期がん予防法!
実は、人間の体内では誰しもが毎日、数百〜数千個ものがん細胞が自然に発生しています。
それでも、早期がんや進行がんにならないのは、リンパ球やマクロファージといった免疫機能がそれを毎日取り除いてくれているからです。
つまり、免疫機能を正常に活性化させておけば、とても有効な予防策になると同時に、進行移転、再発を食い止めることも可能となるのです。
誰しも毎日作り出されているがんについて学んでおけば、がんへの対応と治癒法が見えてくるので恐れずにがんに向き合うことができます。
がんを知ろう!
がんは一般に、早期がん、進行がん、末期がんの3段階に大別されます。
がん細胞は、1個が2個に、2個が4個に、4個が8個にというように、細胞分裂をくり返して増殖していきますが、早期がんとして発見できる大きさになるまでには30回以上の分裂をくり返し、8〜15年はかかるといわれています。
そのうち、ごく初期に見つけられる小さながんは初期がんまたは微小がんと呼ばれ、早期治療で完全に治すことが可能です。
前がん状態とは
がんとは認められないが、そのまま放置するとがん化する確率の高い状態を、前がん状態といいます。大腸ポリープ、胃粘膜の腸上皮化生や異型上皮、舌の白板症、皮膚にできる日光角化症などがその例です。
これらの病変がみられた場合は、定期的に検査を受けることが必要です。
早期がんから進行がん、末期がんへ
がんの初期状態がどの時期にあるかは、臓器ごとに病像が大きくちがうので、それぞれ個々に決められます。
例えば、胃がんの場合、まず、胃壁の内側表面の粘膜層にがんが発生し、数年間はそこにとどまっていますが、少しずつ大きくなり、やがて粘膜下層にまで広がります。ここまでが早期がんです。
そして、この段階でがんを切除すれば、ほとんどが治ります。さらに下層の固有筋層に達すると、転移や浸潤が増え、胃の内腔にも増殖して盛り上がってきます。
これが進行がんです。
がん細胞が固有筋層より下層の漿膜(臓器のいちばん外側を包む膜)に侵入し、漿膜表面にまで達するようになると、腹膜に転移してがん性腹膜炎をおこしたり、肝臓や肺、リンパ節に転移したりします。こうなると、全身状態は非常に悪い状態に陥り、手術も不可能となります。これが末期がんです。
がんの病期分類と判定
がんの病期(進行の程度や広がり)をいろいろな検査の結果から分類する方法は、各国で共通の基準として用いられています。がんを適切に治療するには、事前にがんの病期を正確に診断しておくことも必要です。
がん発見の目安は
がんは他の細胞に比べて大量の酸素や栄養素を必要としている為、自らのために「新生血管」と呼ばれる新しい血管を作ります。
その血管は通常ある血管と比べて血管壁がもろいということです。
ちょっとした事で出血しやすいので、いつもと違う出血が始まり、いつもよりも貧血がひどい時と感じるようになれば黄色信号です。
次に体重の減少が大きい。
特にダイエットなどをしていないのに(いつもどおりの生活をしていて)体重が減っている時は黄色信号から赤信号に変わる瞬間です。
というのは、がん細胞がある場合、今までよりもエネルギーの消費量が多くなる、がんの出来た場所によっては食欲が落ちる、ということがありうるからです。
その次に便の異常がある。
便の色の変化、通常の下痢や便秘の薬が効かない、便秘と下痢を繰り返すなどは、注意が必要になります。
いずれにしても初期がんは、自覚症状のみでは分かりづらいため、血液検査が必要になってきます。
皮膚がんのように足の裏に出来る、黒子(ほくろ)が出来たら要注意です。
左右の形が違うものや、黒子の中で色にムラがあるものは更に注意が必要になります。
そして、科学的ではありませんが、虫の知らせ、といったものです。
なんとなく気になる、と思って、念のため検査したら早期のがんが発見されたということもあります。そういったものも大切にてみてください。
そして健康診断の結果を無視しないということです。もし再検査などの指示があった場合は、自覚症状がなくても診察や検査を受けるようにしてください。
がんではなくても他の病気が潜んでいるかもしれません
健康は、自らの管理で手にいれられます。 がんを倒すには、自己免疫力を上げることが最も有効です。
免疫力を生活の中で笑顔を生まれる機会を多く作る、エンザイム(体内酵素の働く)を活性化させる食生活が大切です。既にがんとの診断を受けている人は更に自己免疫力(生体防御)を高める健康食品を追加してあげても良いと思います。
今日も前向きに明るく、楽しく、元気よく過ごせますように心よりご祈念申し上げます。
朝夕の温度差が激しくなってくるときになるのが喘息ですね〜
ぜんそくについて学ぼう!
本日のニュースより
東日本大震災で被災した子供のうち6・3%の子供がぜんそくを発症し、被災していない子供の発症率3・3%を大きく上回っていることが、厚生労働省研究班の調査でわかった。(読売新聞)
ぜんそくは、気管支などの空気の通り道(=気道)が、炎症によって狭くなる病気です。
ぜんそくの気道は、炎症によりたばこや冷たい空気などの刺激に過敏になっていて、反応が起こりやすくなっています。ちょっとした刺激で気道が狭くなって息苦しくなったりします。
炎症を放っておくと、気道の粘膜に変化が起こり、気道が狭くなったまま元に戻らなくなってしまいます。したがって、ぜんそくは早期に治療を開始することが重要です。
少し症状がよくなった患者さんのなかに、自分の判断で治療を中断したために、炎症のコントロールが不十分になり、以前より重症になったケースもあります。
気道の炎症と狭窄は慢性的に続いているので、発作や症状がないときでも、継続的に治療が必要です。
気道の炎症は、いわば「気道の火事」です。
火事への対処法で大切なことは、「初期消火」と「火の用心」ですが、喘息においても全く同じことが言えます。
ぜんそく治療における「初期消火」とは、症状が軽いうちに治療すること。
「火の用心」とは、火事の原因、つまり炎症を起こす誘因(増悪因子)となるものをチェックし、十分気をつけることです。
「初期消火」と「火の用心」で気道の炎症に上手に対処しましょう。
かぜは治ったはずなのに、咳はちっとも治まらない、といったような状態が数週間続いたら、それは咳喘息かも知れません。
室内外の温度差や、たばこの煙を吸う受動喫煙、運動、飲酒、ストレスなどのほか、ホコリやダニなどのいわゆるハウスダストが発作の要因になるといわれており、患者数は年々増加しています。
この病気は、特にアレルギーのある人に多いとされています。
アレルギー反応によって、気道が炎症を起こしてしまうためです
かぜに併発して起こることが多く、かぜをひいたあとに2〜3週間以上、咳が続くことがあれば、この病気の可能性があります。
女性に多い傾向があり、しばしば再発を繰り返します。
気になる症状があれば専門医(呼吸器科・アレルギー科・耳鼻咽喉科)で詳しく診てもらうことをおすすめします。
※受動喫煙…喫煙者の周囲の人が、そのたばこの煙を自分の意思とは無関係に吸わされること。
咳が続いているのはかぜが長引いているせいだろうと、かぜ薬や抗生物質、咳止めを用いても、咳喘 息の場合はほとんど効果がありません。
咳喘息の治療には、気管支拡張薬(気管支を拡張させて空気の通り道を広げる薬)や吸入・経口のステロイド薬を使います。
気管支拡張薬を使って、咳がある程度治まれば、咳喘息と診断し、吸入ステロイド薬を使った治療を開始します。吸入ステロイド薬は、1/1000ミリグラム単位の少量でも気道に直接作用して、優れた抗炎症作用を発揮します。
全身的な副作用の心配も少なく、長期にわたって用いることができます。
抗アレルギー薬を使用することもあります。
最近では、吸入ステロイド薬と気管支拡張薬をひとつの薬として配合した喘息治療薬も出ており、こうした薬が処方されることもあります。
症状が良くなったからといってすぐに治療を止めてしまうと再発することがあるので、数カ月間は続けることが大切です。
また、咳喘息はそのまま自然に治ることもありますが、約30%が喘息に移行するといわれています。
喘息への移行を食い止めるためにも早い段階で薬を使って、気道の炎症を抑える必要があります。
特に吸入ステロイド薬の使用は「咳症状の治療」とともに「喘息への移行を予防する」効果が期待できます。
とにかくまずは、睡眠など生活習慣の改善や風邪をひかないよう心がけましょう!
2014年11月04日
認知症を学ぼう!
健康便り47
認知症について学びましょう!
私の妻の母83歳が数年前から認知症になりました。 最初のころは、お金を置いた場所が分からずに私達夫婦を泥棒呼ばわりするところから始まりました。
それまでは、おとなしい母でしたがそのことを境に昔のことは何時までも覚えているのに最近の出来事を忘れるようになりましたし、昔の話を毎回繰り返しするようになりました。
「もしも、親や身近な人、あるいは自分自身が認知症になってしまったらどうしよう…」そんな不安を抱いたことはありませんか。そもそも、認知症とは?症状が出たらどうすればいい?家族や周囲は、本人とどう接したらいいの? 困ったときに気軽に聞ける相談先は?そのような率直な疑問を今の内に学習していつでも慌てずに対応できるようにしておきましょう!
「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)をいいます。
我が国では高齢化の進展とともに、認知症の人数も増加しています。
65歳以上の高齢者では平成22年度の時点で、7人に1人程度とされています。なお、認知症の前段階と考えられている人も加えると4人に1人の割合となりますが、MCIの方がすべて認知症になるわけではありません。また、年齢を重ねるほど発症する可能性が高まり、今後も認知症の人は増え続けると予想されています。
年をとればだれでも、思い出したいことがすぐに思い出せなかったり、新しいことを覚えるのが困難になったりしますが、「認知症」は、このような「加齢によるもの忘れ」とは違います。
例えば、体験したこと自体を忘れてしまったり、もの忘れの自覚がなかったりする場合は、認知症の可能性があります。
また、認知症の疾患として、代表的なものは次のとおりです。
いくつかの認知症の原因として、異常なタンパク質が脳に溜まることや、脳の神経細胞が死ぬことにより発症することが報告されています。
「アルツハイマー型認知症」
最も多いパターン。記憶障害(もの忘れ)から始まる場合が多く、他の主な症状としては、段取りが立てられない、気候に合った服が選べない、薬の管理ができないなど。
「脳血管性認知症」
脳梗塞や脳出血、脳動脈硬化などによって、一部の神経細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、神経細胞が死んだり神経のネットワークが壊れたりする。
記憶障害や言語障害などが現れやすく、アルツハイマー型と比べて早いうちから歩行障害も出やすい。
「レビー小体型認知症」
幻視や筋肉のこわばり(パーキンソン症状)などを伴う。
「前頭側頭型認知症」
会話中に突然立ち去る、万引きをする、同じ行為を繰り返すなど性格変化と社交性の欠如が現れやすい。
なお、遺伝によるケースは稀であり、さらに働き盛りの世代でも発症するおそれもあることから、認知症は誰にでも起こりうる病気と言えます。
認知症には、「中核症状」と「行動・心理症状」の二つの症状があります。
中核症状とは、脳の神経細胞が死んでいくことによって直接発生する次のような症状で、周囲で起こっている現実を正しく認識できなくなります。
(1)記憶障害
新しいことを記憶できず、ついさっき聞いたことさえ思い出せなくなります。さらに、病気が進行すれば、以前覚えていたはずの記憶も失われていきます。
(2)見当識障害
まず時間や季節感の感覚が薄れ、その後に迷子になったり遠くに歩いて行こうとしたりするようになります。さらに病気が進行すると、自分の年齢や家族などの生死に関する記憶がなくなります。
(3)理解・判断力の障害
思考スピードが低下して、二つ以上のことが重なると話している相手が誰かわからなくなるなど考え分けることができなくなるほか、些細な変化やいつもと違うできごとで混乱を来す、などの症状が起こりやすくなります。
例えば、倹約を心がけながら、必要のない高額商品を購入したり、自動販売機や駅の自動改札・銀行ATMなどの前でまごついたりしてしまうようになります。
(4)実行機能障害
買い物で同じものを購入してしまう、料理を並行して進められないなど、自分で計画を立てられない・予想外の変化にも柔軟に対応できないなど、物事をスムーズに進められなくなります。
(5)感情表現の変化
その場の状況がうまく認識できなくなるため、周りの人が予測しない、思いがけない感情の反応を示すようになります。
行動・心理症状
本人がもともと持っている性格や環境、人間関係など様々な要因がからみ合って起こる、うつ状態や妄想といった心理面・行動面の症状です。
(症状例)
(能力の低下を自覚して)元気がなくなり引っ込み思案に
(今まで出来たことが上手く出来なくなって)自信を失い、すべてが面倒に
(自分のしまい忘れから)他人へのもの盗られ妄想
(嫁が家の財産を狙っているといった)オーバーな訴え・行動がちぐはぐになって徘徊
認知症の大部分を占めるアルツハイマー型や脳血管性認知症は、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)との関連があるとされています。
例えば、野菜・果物・魚介類の豊富な食事を心掛けたり、定期的な運動習慣を身に付けたりと、普段からの生活管理が認知症の予防につながることが分かってきました
また、症状が軽い段階のうちに認知症であることに気づき、適切な治療が受けられれば、薬で認知症の進行を遅らせたり、場合によっては症状を改善したりすることもできます。
早期発見と早期治療によって、高い治療効果が期待できるのです。
認知症の早期発見・早期治療につなげるために、自分自身や家族・同僚、友人など周りの人について「もしかして認知症では」と思われる症状に気づいたら、一人で悩まず専門家などに相談しましょう!
認知症になる可能性は誰にでもあります。
私たちと同様、認知症を患った方々の心情も様々です。また、「認知症の本人は自覚がない」という考えも大きな間違いであり、最初に症状に気づき、誰より一番不安になって苦しむのは本人なのです。
認知症の人は理解力が落ちているものの、感情面はとても繊細です。
あたたかく見守り適切な援助を受ければ、自分でやれることも増えていくでしょう。
認知症という病気を理解して、さりげなく自然で優しいサポートを心がけましょう。
認知症の始まりは、ちょっとしたもの忘れであることが多いもの。
単なる老化現象とまぎらわしく、周囲の人にはわかりにくいものです。あれっ、もしかして?と気づくことができるのは、身近な家族だからこそです。
また、認知症になっても引き続き住み慣れた地域で暮らすことができる社会の実現を目指すため、厚生労働省では平成25年度から「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」開始しています。
認知症は高齢者に多い病気ですが、働き盛りの年代でも発症するケースがあり、65歳未満で発症した場合を「若年性認知症」といいます。
厚生労働省によると、全国における若年性認知症の有病者数は約3万8千人おり、そのうち50歳以上が8割超を占めるとされています。
家計を支える働き盛りの家族が認知症になってしまったら、経済的な負担や心理的ストレスはとても大きいもの。そのため、早期発見・早期治療がより一層重要となります。
家族だけで支えるのは、本当に大変なのでデーサービスに通わせたり、習い事などの趣味を持たせたり、かかりつけ相談医や相談薬局を持っておいたり等、周囲の人たちの力を借りながらみんなで支える体制づくりをつくりあげることが大切だと思います。
鍼灸治療や漢方療法を効果が見られるのでお試し下さい!
とにかく発症した兆しが見受けられたら、まずは家族で話し合い、そして周りにも相談しながら明るく、前向きに病気と向き合って行きましょう!
現在、妻の母は、一緒に食事をしたり対話する時間を増やしたり、母がやりたいことやい行ってみたい所には、どんどん連れ出して行く様にして、デーサービスにも週二回行くようにして、定期的にマッサージをしてあげて、漢方と健康食品を併用していきましたら、だいぶん落ち着いています。 現在では、本当に認知症なのと驚くほどです。
皆様の家庭も明るく、楽しい時間が少しでも長く続きますように☆
2014年11月03日
2014年11月02日
2014年11月01日
更年期障害を理解しましょう!
健康便り46
本日は、症状の大小はありますが、多くの方が経験すると言われる更年期障害について学びましょう!
一般的に、更年期障害期間中は、生成熟期から生殖不能期へ移行する45歳前後〜55才前後だと言われています。
この原因としましては、主にホルモンのバランスの乱れによって引き起こされるものです。 8割方女性の方に発症しますが男性でも発症します。
気になる方は、自己判断で勝手に分析せずに自覚症状があれば、まずは血液ホルモン検査を受けて下さい。
もしその結果、更年期障害だった場合は、更年期障害ですとは言われず、自律神経失調症若しくは、自律神経失調症と生活習慣の中で神経疲労が相互に関係しあって起こる、不定愁訴のバランスが崩れたことが原因ですと告げられた時は更年期障害だとご理解下さい。
原因は、ホルモン分泌の司令塔である脳下垂体から、卵巣や睾丸、子宮、前立腺などへホルモン分泌をするように指示しますが、各臓器への指示がうまくいかずになって起こる結果です。
症状としては、動悸、めまい、のぼせ、イライラ、不眠、肩こり等々50以上の症状があり千差万別で個人差があります。
更年期障害は、閉経にともない卵巣の働きが衰え、女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少することで起こりますが、エストロゲンの分泌量が減少すると、今までエストロゲンによって調節されていた、からだのいろいろな機能がうまく働かなくなります。
また、エストロゲンが低下すると脳は卵巣に対して、もっと女性ホルモンを出すようにシグナルを送ります。
しかしその際に、シグナルが周囲の脳に不要な興奮を起こしてしまうことで、自律神経の調節がうまくいかなくなります。つまり、女性ホルモンの急激な減少にからだがついていけず、神経の調節不良や心身の不調が起こりやすくなる状態になるのです。
そのような状態は多かれ少なかれ生じますが、特に日常生活にまで影響を及ぼす場合を更年期障害とよび治療を必要としています。
もっともよく現れる症状は、第一位は(疲れやすい、倦怠感)
「何もする気が起こらない」「疲れてだるい」という症状も更年期障害特有のものです。周囲からはなかなか理解してもらえないのですが、更年期障害の治療を開始することで、だんだんと元気が出てきます。
第二位(肩こり)
更年期になって首や肩のこりがひどくなる人は多いようです。更年期によるエストロゲンの減少による自律神経の乱れが、その症状を強めることがあります。
日常生活の姿勢をチェックして、肩や首への負担がかからないように意識することや、またストレッチなど適度な運動や入浴で温めるなど、血液の循環をよくすることが効果的な対処法です。
第三位(頭痛)
頭痛は女性に多い症状ですが、更年期になってから出てきたり悪化したりする場合があります。
更年期によって起こる頭痛は、脳血管の血管壁の痙攣や収縮によって起こるともいわれます。これもエストロゲン分泌の減少が関係していると考えられています。
頭の一部が痛い、頭全体が重たい、うなじが痛い、肩こりをともなうなど、症状はさまざまです。まずは、受診し重大な病気でないことを確認したほうが安心です。
第四位(腹痛・腰痛)
更年期障害以外に、卵巣腫瘍などの恐れもあるので、早めの受診が必要です。また、腰痛は更年期からよく見られる閉経後骨粗しょう症と関係している場合があります。
ホルモン補充療法に使用するエストロゲンの種類によっては閉経後骨粗しょう症に保険適用されているものもありますので、お医者さんに相談しましょう。
第五位(不眠)
やはり更年期のエストロゲン減少に伴う自律神経の異常によって、寝付きが悪い、眠りが浅い、すぐに目が覚めてしまうといった症状があらわれます。まずは、からだを動かして軽い疲労を与えたり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりするなどしてみましょう。
更年期障害の治療で様子をみたり、場合によっては睡眠薬を一時使ったりして改善していきます。
第六位(うつ状態・不安感 )
気持ちがふさぎこむ、何を見ても感動できないなどのうつ症状は、専門家が診察すれば、本当のうつ病か更年期障害によるうつ症状か、区別ができます。
これにもっとも有効な薬は、HRTは、減少したエストロゲン(卵胞ホルモン)を補充する療法です。
また、子宮を有する場合には、黄体ホルモン(プロゲステロン)を一緒に投与します。
保険適用で、自己負担も少なく、更年期障害の根本的な治療法としてもっとも期待されていますが当然副作用もあります。
副作用は、不正出血、乳房のハリや痛み、おりもの、下腹部のハリ、吐き気 などです。
副作用が心配な方は、他にアローマセラピーやエキセサイズ、鍼灸療法、漢方療法、健康食品療法等々ありますが私がお勧めするなら、市販薬のスノーデン社のプラセントップ(胎盤)にその方が一番思い症状に合う漢方を処方するでしょう!
それと一番大切なのは、毎日の生活の中で何か明るく、楽しく過ごせる為の習い事(カラオケ・生け花、人形作り等)、若しくはからだを動かすストレッチ、ウォーキングなどを取り入れ、なるべき症状を考えないようにすることです。
生命を脅かす病気でもなく、何もしなくても長い方でも7.8年で治る病気だと考えて前向きに過ごして下さい!
あなたの暮らしが少しでもより良くなりますように☆