放射性物質を洗って落とす

原発事故の直後、朝の番組で専門家の人が「ほうれん草に付いた放射性物質は茹でれば落ちます」と実演したら、全然落ちてなくてスタジオが凍りついた場面を目撃しましたΣ(°Д°；

その後で知られるようになった「それよりも野菜から放射性物質を取り除ける方法」が、

(1)酢につける
→酢に溶け出すので液は飲んじゃダメ。

(2)重曹を溶かした水で洗う
→洗い用ボウルに溜めた水に小さじ1～2杯の重曹を溶かして野菜を洗う。

です。

特に重曹水で洗うやり方は、原発事故以前から、農薬が落とせる方法として知られていました。
重曹が油性の残留農薬を溶かしてくれるのだそうです。

重曹は別名「ベーキングソーダ」とも呼ばれ、あのどら焼きを茶色くふっくら焼き上げる材料にもなるので食べても大丈夫なのですが、できれば食品グレードの重曹を使ったほうが気持ち的にイイと思います。

水につけた後、葉物以外の硬い野菜は、わたしはこの野菜洗いブラシでこすって洗ってます(なぜか爽快ドラッグでしか見当たりませんが、ブラシの硬さと穴の空いた形状が格別に使いやすいです)。

放射性物質が本当に落とせてるかどうかは調べる術がありませんが、この手順を踏んで洗ったことが精神的な安定につながって日々の食事を美味しくできていると思うので、まぁやって損はないでしょう（＾ヮ＾）/