人が喜んでなんぼ、人を喜ばせてなんぼです。
人を喜ばせると自分が幸せになります。
相手が喜べば、自分も嬉しくなります。
積極的に相手を喜ばせましょう。
斎藤一人さんは名著 『愛される人生』(KKロングセラーズ 新書版)のなかで、
「 私自身は、人を喜ばせる以上の楽しみは 『ない』 と確信してるんです。
実際に自分がやってみての感想だよ。」 (22頁)
と述べています。
この本は珠玉の名言の宝庫です。
私のお気に入りの一冊です。
この本の中から、『人を喜ばす』 ことに関する斎藤一人さんの名言を紹介します。
「 自分がしあわせになれないでいるとき。
自分の心がしあわせを渇望して、『自分のしあわせって、どこにあるんだろう』とか、考えているとき。
そんなときは、
『どうしたら、あの人は喜ぶだろうか』
『どうしたら、この人はしあわせになるだろうか』
そんなふうに、人のしあわせを考えてみたらどうだろう。」(11頁〜12頁)
「 『この人を喜ばせたいんだ』 って、人をほめるんだとしたら、そのときも四割乗せて、美化してほめてあげる。
そうすると、喜ばれるんです。」
(14頁〜15頁)
「 人間って、おもしろいもんでね。
相手が喜んだとき、自分もうれしくなっちゃう、という“法則”があるんです。
人間の脳というのは、人が喜ぶことをやって、自分という存在が人に喜ばれたとき、ものスゴくしあわせを感じる。
そういう仕組みになってます。」 (16頁)
「 人生って、不思議です。
『自分の人生、つまんないな』
『オレって、ついてないな』
といってた人でも、人を喜ばす人生を歩きだすと、展開がすごい違ってきちゃう。
人生が急に輝きだす、っていうのかな。」(19頁)
「 人を喜ばすって、みんなが思ってるほど、難しいことじゃないんだ。
たとえば、女性に『いつも、キレイだね〜』って、いってあげたっていいし。
外で食事をしたとき、お店の人に 『おいしかったよ』 というのもいい。
友だちやなんかと会ったら、
『あなたに会えて、うれしいよ』
とか。
会社に行ったら、上司や社長に
『この会社で働けて、私はついてます。感謝してます』
とか。
そういう言葉をいっても喜ばせることができるし、字を書いても喜ばせられる。
なおかつ、それをやってる自分自身が、スゴく楽しいんだよね。
だから、『人を喜ばせるんだ』ってことを、自分の趣味かなんかにしちゃうと、いいかもわかんない。」 (21頁〜22頁)
「 人間って、自分が楽しむことを先に考えちゃう傾向があるんだけど。
自分が楽しむことを考えるのはいいんだよ。
私はなにも、『それは悪い』 といってるんじゃないからね。
だだ、意外なことに、自分を先にするより、相手が楽しむことを先に考えると、もっと、もっと自分が楽しくなってくる。
自分の楽しみを優先したときの何倍、何十倍も楽しいんだよ、って。
それをいいたいんです。」(24頁)
「 人をほめたり、人にやさしい言葉をかけてあげるとかって、タダだよ。
それでも、ものスゴい効果がある。
『効果がある』 というのは、人から笑顔がもらえる、ってことだよ。
人の笑顔って、生活の足しにもなんにもならないようだけど、実はスゴいの。
人が喜んで笑顔になった、そういう顔を自分に見せてくれたときって、釣り人が狙ってた石鯛を釣ったときとか、ゴルフでホールインワンしたときと同じか、それ以上の喜びがあるんです。
ステキな思い出として、いつまでも心に残り、人生を豊かにしてくれる。
人をしあわせにする、人を喜ばせることをやったら、自分だけじゃなく、相手の心にも 『うれしいな』っていう思い出が残る。」 (26頁〜27頁)
「 職場でも、友だち同士のなかでも、家庭や地域でも、今、求められてるのは、みんなの心を明るく照らし、精神的な成長をお手伝いする人です。
人生には、いろんな喜びがあるけれど、『自分が成長した!』ってなったときの笑顔、そのうれしさたるや、なにものにもかえがたい最高の喜びなんです。
この最高の喜びを人が味わうのをお手伝いするのが真の指導者。
こういう人は、これからますます大事にされるし、また、お手伝いした人自身、人の精神的成長を手助けできたことに至上の喜びを感じるんです。
それを、みんなにも味わってもらいたい。
いや、きっと味わえるに決まっている。
だって、人は、しあわせになるために生まれてきたんだから。」(113頁)
「 あなたの周りにいる人たちが笑顔になり、感激の涙を流す。
それをお手伝いできるような人生を、自分が生きるようになったとき、
『自分はここに生まれてきて、よかったな』って、なるんです。」 (204頁〜205頁)
この本、『愛される人生』からは愛の波動が出ています。
読めば幸福感に包まれます。
皆さんもぜひ熟読玩味してください。
『人の精神的な成長をお手伝いすること』が 『自分自身の最高の喜び』 になります。
あなたの周りにいる人たちを笑顔にし、喜ばせ、精神的成長ができるよう手助けしましょう。
(結論)
『人が喜んでなんぼ、人を喜ばせてなんぼ。』
『愛される人生』(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ新書版)
https://amzn.to/3ME6YrT
【このカテゴリーの最新記事】