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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
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2024年08月26日

【利他とは?】

【利他とは?】

『利他』とは何でしょう?

大辞林には、こう書いてあります。

「自己の善行の功徳によって他者を救済すること」

広辞苑には、こう書いてあります。

「(阿弥陀仏が)人々に功徳・利益(りやく)を施して済度すること」

新明解国語辞典には、こう書いてあります。

「 〔もと、阿弥陀仏(アミダブツ)の衆生済度(サイド)の意から〕他人のため(幸福)を第一に考えること」

明鏡国語辞典には、こう書いてあります。

「自分のことよりも、まず他人の利益や幸福を考えること」

倫理用語集には、こう書いてあります。

「大乗仏教徒が小乗とよぶ従来の仏教では、
基本的に、ひとり悟りを得て苦を滅すること、
つまり自らに利益をもたらすことが、
最重要課題であった。

こうした自利のみの立場に対して大乗仏教では、
自分のみならず一切衆生(いっさいしゅじょう)の苦をのぞき救済すること、
すなわち他者を利益(りやく)することが、
なによりも目指された。

そのために大乗仏教では過酷な自己犠牲による利他の行(捨身行(しゃしんぎょう))がしばしば説かれ、行われたが、
それは自己の幸福を軽んじているわけではなく、
他者の幸福・救済が実現してはじめて自己の幸福もあり得ると考え、
自利・利他の両方を成就することを目指したものである」

岩波仏教辞典には、こう書いてあります。

「他の人びとを利益(りやく)し、救済につとめること。

〈自利〉の対。

大乗の菩薩は自利と利他の行に励むが、
この二つの行が完成(円満)するのは仏のみである。

『願作仏の心はこれ、度衆生のこころなり。度衆生の心はこれ、利他真実の信心なり』〔高僧和讃〕」

『利他』について、

「『利他』とは何か」(著者 伊藤亜紗/中島岳志/若松英輔/國分功一郎/磯崎憲一郎 集英社新書)

の中に、こう書いてあります。

「新型コロナウイルス感染拡大によって世界が危機に直面するなか、
『利他』という言葉が注目を集めています。

たとえば、
フランスの経済学者ジャック・アタリは、
2020年4月11日に放送されたNHKの番組
『ETV特集 緊急対談 パンデミックが変える世界〜海外の知性が語る展望〜』に出演し、
パンデミックを乗り越えるためのキーワードとして
『利他主義』
をあげています。

深刻な危機に直面したいまこそ、
互いに競いあうのではなく、

『他者のために生きる』

という人間の本質に立ちかえらなければならない、と。

実際に、
人々のあいだにも利他的な意識や行動が広まっているようです。」(3頁)

人間が利己的であることは事実です。

しかしだからこそ、

利他の精神を身につけようと努めることが大事なのではないでしょうか。

かく言う私も、

高校生の時、同級生から

『高原は打算的なんだよ』

と指摘されたことがあります。

確かに当時の私はエゴイストでした。

それから少しずつエゴを削りながら、

今に至っています。

未だ完全にエゴを払拭できていませんが、

『この世を去るとき、エゴがゼロ(0)になり、愛が百(100)になっていたらいいな』

と思っています。

お互い、

自己犠牲をすることなく、

利他の精神で生きることができたらいいですね。

(参考図書)
「『利他』とは何か」(著者 伊藤亜紗/中島岳志/若松英輔/國分功一郎/磯崎憲一郎 集英社新書)

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