私たちは、
いったいどこから来て、
なにを目指し、
どこに行こうとしているのでしょうか?
これについて、
北九州市春日病院院長の木村忠孝医師は、著書
『ここまでわかった高次元世界』(たま出版)
の中で、こう述べています。
「高次元の世界は一言でいえば、
おとぎ話の世界、魔法の世界のようです。
おとぎ話の中にあるような世界が実際存在します。
おとぎ話は、
高次元界からのインスピレーションを得て書かれたものですから、
高次元界の内容を反映した内容になっているのは至極当然なことといえるでしょう。
実は、
高次元世界こそが私たちの故郷なのです。
高次元で光の生命体として生まれついた私たちは、
さらなる体験を求めてこの地球の物的次元にほんの一時訪れて生活していますが、
高次元と物的次元の周波数の違いによりそのことが記憶に昇ってこないだけです。
それはまた、
あなたの意識の90%以上が無意識であるのと同じように、
宇宙の90%以上が目には見えないのですから無理からぬことでもあります。
人はこの世しかないと思えば、
執着が生まれ、
虚無的になり、
生きることの意味を失って、
刹那的に、
うつ的になりがちです。
(中略)
いかに今まで意識が小さな箱の中に閉じ込められていたかわかってくると思います。
自らが光の意識生命体であること、
多次元的存在であることを受け入れ、
人は皆そうであると認識すれば、
今までよりも格段に高いところからの視点を獲得できることでしょう。
それを糧として波動を高め、
充実した人生にしてほしく思います。」(1頁〜2頁)
「高次元が私たちの故郷であること、
人間はおしなべて肉体と五〜九次元の光の身体が合わさった存在であること、
私たちの本質は光の存在、魂であり、
光の合成体であることを理解していただくための情報を提供したのですが、
少しは得心していただけたでしょうか。
物的世界がいかに高次元世界と違うのか、
これは現代に生きる者にとっては必須というべき知識です。
地球自体が急速に次元上昇している時代にあるからです。
新しい情報の意味することを深く感じて、
意識にしみ込ませてください。
自らが光の聖なる領域の出身であることを理解し、
そのことを受け入れれば、
人は次第にそのような存在にふさわしい振る舞いをするようになりますし、
他の人に対しての考え方も変わっていくことと思います。
新しい考えがあなたをリフレッシュし、
よりパワフルにしていきます。
あなたの周波数が上がったからなのです。
自分が気づかないうちにあなたは変わっていくことでしょう。
自分がつまらない、卑小な人間であると思い込んでいれば、
あなたはそのような人間になっていくだけです。
自分が光の生命体であることを受け入れ、
認識し、信じることができるにつれ、
あなたの振動数は飛躍的に高くなります。
なぜかといえば、
その認識は真実であるからです。
そして、
以前より一層自然に愛に基づいた選択、考え、行動をしていくことができ始めるでしょう。
そしてそれがあなたの自然となり、
喜びと深い安らぎと静謐さに満たされた心境を獲得していくことになります。
毎日の生活、仕事、人間関係の中で、
葛藤や不安、惨めな心境や欲求不満などを抱くことがよくあると思います。
そんなときこそ私たちの本来の姿を思い出して、
そこから諸事の解決を図ってください。
(中略)
高次元世界は私たちの故郷であり、
悠久の年月から見れば、
地上の人生はほんの一瞬のことです。
この物的次元――三次元に自らのエネルギー水準を降下させて、
一つの枠組みの中、
仮想現実の中に私たちは今いますが、
仮想現実であるこの世のことで、
そんなに深刻に考えなければならないことは何もありません。
あとから見返してみたときには結局はどうでもよかったことばかりです。
すべてはなるように自分の中を流れていくと捉えて、
捕まらない、囚われないことです。
自分が本当は何がしたかったのか、
どういう自分になりたいのか、
自分がどうありたいのか、
得心の行くまで突き詰めて考えてみましょう。
そしてその際に、
今までの役に立たない、
時代遅れの思考パターンを手放してください。」(280頁〜282頁)
この本、『ここまでわかった高次元世界』は、稀代の良書です。
御一読をおすすめします。
高次元世界のことが徐々に明らかになってきています。
頭をグニャグニャに柔らかくして、
視野を広げましょう。
なぜなら、
魂を成長させることができるからです。
(推薦図書)
『ここまでわかった高次元世界』
(著者 木村忠孝 たま出版)
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