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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
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2024年05月20日

【行動パターンを変える A】

【行動パターンを変える A】

人生を変えるのは、

非常に難しいことですが、

行動を変えることは、

比較的簡単にできます。

行動を変えて、

それを習慣にすれば、

『習い、性となる』

で、

生まれながらの性質のようになって、

人生が変わります。

幸せに暮らしている人は、

どんな行動をとり、

どんな考え方をしているのでしょうか?

最も幸福な人々の考え方や行動パターンを観察し、

それを見習って、自身の習慣にすれば、人生が変わります。

これについて、

カリフォルニア大学の心理学教授であるソニア・リュボミアスキー博士は、著書

「幸せがずっと続く12の行動習慣」(訳者 金井真弓 日本実業出版社)

の中で、こう述べています。

「とても幸せにしている人々が自然にどんな行動をとり、

どんな考え方をしているかを注意深く調べれば、

誰もがいまよりずっと幸せになれるのです。

(中略)

『非常に幸福な人々』



『不幸な人々』

を系統的に観察し、

比較し、

実験を行なってきました。

次にあげるのは、

私たちが観察したなかで、

『最も幸福な人々の考え方や行動パターン』

です。

・かなりの時間を家族や友人とすごし、その人間関係を大切にして楽しんでいる

・誰に対しても感謝を表わすことが苦にならない

・同僚や通りすがりの人にまっ先に支援の手を差し伸べる場合が多い

・未来を考えるときは、いつも楽天的である

・人生の喜びを満喫し、現在に生きようとしている

・毎週、または毎日のように身体を動かすことを習慣としている

・生涯にわたる目標や夢(たとえば、世の中の不正行為と闘うこと、自分が強く信じている価値観を我が子に教えること、戸棚をつくることなど)に、全力を傾けている

・最後に、これは重要な点ですが、最も幸福な人々にも、当然、ストレスや災難はあるし、悲劇さえ起こり得るのです。
普通の人と同様に、つらい環境に置かれると落ち込み、感情的になるでしょう。
しかし、彼らの秘密兵器は、『困難に直面したときに対処する態度や強さ』にあります。」(36頁〜37頁)

さらに、

リュボミアスキー博士は本書の中で、

瞑想の重要性を次のように述べています。

「人が幸せになるうえでポジティブな感情をもつために瞑想がさまざまな効果を与えることが、

おびただしい数の研究から明らかになっています。

瞑想は生理機能にも、

ストレスにも、

認識能力にも、

身体の健康にもポジティブな影響を与え、

自己実現や道徳的な成熟にも効果をもたらしているのです。

瞑想中の人間の身体を調べた研究者たちは、

瞑想によって生理的安静状態(たとえば、呼吸数が減ること)がはっきりと現れ、

気づきや覚醒が高い状態(たとえば、血流の増加、ほかにも脳内の物質が増加する)になることを確認しました。

(中略)

『定期的に瞑想を行なうことで、より幸福になり、不安や落ち込むことが少なくなること』

を見事に裏づけたのです。

(中略)

驚いたことに、

瞑想を短期間しか行なわない場合でも、

脳を活性化し、

免疫システムにも影響がでるのです。

(中略)

瞑想による介入は、

心臓病や慢性的な痛みや皮膚の疾患がある患者だけでなく、

うつ病や不安、

パニック障害、

薬物濫用など、

さまざまな心の病の患者に効果的だとされています。

(中略)

2つの異る実験からわかったことですが、

瞑想を学び、

実践するプログラムに参加した大学生たちは、

対照グループに比べて、

知能テストだけでなく、

通常の試験でも大きく成績が向上した、

という結果がでたのです。

医学生を対象にした別の研究では、

マインドフルネス瞑想を実践することを指示された学生は、

対照グループの学生よりも

『精神的に素晴らしい経験をしたことで、他者に共感できるようになった』、

また

『ストレスの多い試験期間中でさえ、不安感も落ち込みも少なかった』

と報告しました。

(中略)

瞑想を見事に習慣化した人は、

日々の自分のあり方として、

まるで身体のトレーニングでもするかのように瞑想をしています。

『自分が幸せである秘訣は瞑想にある』

と断言している私の女友だちはこういいました。

『毎朝20分間瞑想するの。
それは聖なる時間だから、いっさいの邪魔が入らないようにしているわ。
そうすれば1日中、どんどん精神的に集中できて寛大でいられるの。
神経質になったり、いらだったり、緊張したりせずにね。
満足感がずっと続くのよ。
瞑想できない日はまったく違う、最悪の日になってしまうわ』。

人はさまざまな理由から瞑想をします。

心の平安を得るため、

超現実を探るため、

病を癒すため、

創造力や直観を解放するため、

そして幸福を実現するためにも。」(260頁〜262頁)

瞑想は、本当の幸せを掴むための “鍵” です。

瞑想を日課としましょう。

習慣化することで人生は変わります。

『すべての物事に感謝すること』

と、

『瞑想すること』

を習慣にしましょう。

『習い、性となる』

です。

(推薦図書)
『幸せがずっと続く12の行動習慣』
(著者 ソニア・リュボミアスキー 訳者 金井真弓 監修者 渡辺誠 日本実業出版社)

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