人生で大切なことは、
『本質を掴み、核心を衝くこと』
です。
具体的には、
『宇宙とは何か?』
『人間とは何か?』
『人生の意味・人生の目的とは何か?』
『己に与えられた天賦の才は何か?』
『自分が本当にやりたいことは何か?』
『天性を生かして如何に世の為人の為に貢献するか?』
といった根源的な問いに正対し、
こたえることです。
この中でも
“ビッグ・クエスチョン”
は、
『宇宙とは何か?』
でしょう。
スティーヴン・ホーキング博士は、著書
『ビッグ・クエスチョン〈人類の難問〉に答えよう』
(訳者 青木 薫 NHK出版)
の中でこう述べています。
(43頁〜44頁)
「 私はアインシュタインと同じく、
『神』と言う言葉を、
人格を持たない自然法則という意味で用いる。
したがって、
神の心を知るということは、
自然法則を知るということだ。
(中略)
私は
『神が宇宙を作ったのだろうか?』
と問う本を出版して、
ちょっとした騒ぎを巻き起こしたことがある。
一介の科学者が宗教の問題に口を挟んだことに、
人びとは腹を立てた。
何を信じるべきかを他人に指図したいとは思わないけれど、
神が存在するかどうかは、
私にとっては科学が扱うにふさわしい問題だ。
つまるところ、
何が、
あるいは何者がこの宇宙を作ってコントロールしているのかということよりも、
重要で根本的な謎は考えられないのだ。」
『宇宙とは何か?』
という根源的な問題に正対することが肝要です。
理論物理学はこの謎にチャレンジしていますが、
『場の量子論』
が答えを導きだすかもしれません。
『宇宙とは何か?』
がわかれば、
『人間とは何か?』
もわかります。
『人間とは何か?』
がわかれば、
『人生の意味・人生の目的』
もわかります。
『人生の意味・人生の目的』
がわかれば、
『自分の本当にやりたいこと』 も見えてきます。
本質を掴み、
核心を衝きましょう。
世界的なスピリチュアル・マスターであるディーパック・チョプラ博士は、著書
『ゆだねるということ(下)』(訳者 住友 進 サンマーク文庫)
の中で、形而下学だけでなく、
スピリチュアルの面からも本質を探究することの大切さを、こう述べています。
「 現代社会やいわゆる西洋文明では、
大衆心理学に頼って自分の思考や感情を巧みに処理する方法を考え出そうとします。
自己啓発書は、
もっと満足できる人間関係を築きあげるためのコントロール術を提案しています。
しかし、
どれもみなノウハウにすぎません。」 (39頁)
「 もうひとつのパワーは内面から生まれ、
物質ではなくスピリチュアリティに根ざしています。
この真実のパワーはけっして失われることはなく、
肉体が消滅したあとも永遠に生き続けているのです。
あなたの個性は、
本来の自己に耳を傾けることからつくられ、
あなたのパワーはスピリットという内面の基準から生まれてきます。」 (58頁)
形而下学だけでなく、
形而上学も学ぶことが大切です。
頭をグニャグニャに柔らかくして、
視野を広げましょう。
哲学、
宗教、
物理学、
生物学、
心理学、
社会科学、
人類学、
神智学、
スピリチュアリズムなど多角的に真理を探究し、
本質を掴みましょう。
(結論)
『問題を多角的に検討し、核心を衝こう。』
『ビッグ・クエスチョン 〈人類の難問〉に答えよう』
(著者 スティーヴン・ホーキング 訳者 青木薫 NHK出版)
https://amzn.to/3NCAlfG
『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)
https://amzn.to/3XdIcDI
【このカテゴリーの最新記事】