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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
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2023年06月18日

【人間原理を学ぶ】

【『人間原理』を学ぶ】

『人間原理』 を学びましょう!

なぜなら、

インテリジェント・デザイン論と同様に、

これを学ぶことによって

宇宙観、

人生観、

生命観、

価値観が変わり、

人生の意味や目的を知る手掛かりになるからです。

『人間原理』とは何でしょうか?

『天地創造の謎とサムシンググレート』 
(著者 久保有政 学習研究社)

の中にこう書かれています。
(91頁〜92頁)

「 人間原理とは、

『宇宙を支配する物理法則、

化学法則、

定数などが、

宇宙開闢の初めから、

将来人間のような高等生物とそのための環境を作り出すために、

恐るべき精度で微調整されていた』、

つまり 

『宇宙は最初から人間をそこに置くために作られたに違いない』

という考え方である。

(中略)

この人間原理を、

もし別の言葉でいうなら、

『宇宙も地球も、

人間のような高等生物を生みだすためにデザインされたものである』

といい換えることが可能であろう。

このように人間原理と、

インテリジェント・デザイン論は、

同様の内容を持った理論といってよい。

われわれの住む宇宙は、

人間を初めとする生命のために設計されたものなのである。

天文学者ヒュー・ロス博士も述べている。

『私の経験上、

ただひとりとして、

宇宙が何らかの仕方で生命のために適した環境となるように考案された、

という結論を否定する人はいない。』 」

宇宙には意志があります。

元神奈川大学学長で高エネルギー宇宙物理学の世界的権威である桜井邦朋理学博士は、著書 

『最新科学がついに解明 宇宙には意志がある』
(徳間文庫)

の中でこう述べています。

「 万有引力、

電気的な相互作用の力、

これらの物理定数はあまりにも絶妙に決められており、

生命進化にしても、

偶然だけで発生するとは考えられない。」 (209頁)

「 一九六一年にロバート・ディッキーが発表したのが 

『宇宙の人間原理』 

である。

彼は、

この宇宙に生命が誕生したのはけっして偶然ではないと言う。

宇宙が誕生し、

さまざまな物理定数が決定された時点で、

生命が生みだされる舞台はすでに作られていたのだと彼は発表した。

そしてその生命が、

私たちのように知性を獲得することになるのも、

同様に決められていたのだと述べている。

(中略)

イギリスのブランドン・カーターという学者は、

一九七四年にディッキーの考えをさらに拡張した論文を発表した。

二人の説を区別するために、

ディッキーのほうを 

『弱い人間原理』、

カーターのほうを 

『強い人間原理』 

と呼んでいる。

ディッキーは、

この宇宙が人間を生むために作られたとは言ったけれども、

それが偶然であるか、

それとも必然であるかは言わなかった。

だが、カーターは 

『そもそも宇宙は、人間を生むためにデザインされていたのである』

とその偶然性を否定した。」
(210頁〜212頁)

「 ケンブリッジ大学のスティーブン・ホーキングも、

現在、私たちが見ている宇宙は

“神“のような、

何らかの手によって作られた設計図(デザインといってもいい)にしたがって作り出されたのだという趣旨のことを言っている。」
(213頁〜214頁)

人間原理には、

『弱い人間原理』 

と 

『強い人間原理』 

があります。

超ひも理論の権威であり、

現代理論物理学の第一人者ミチオ・カク博士は、著書 

『パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ』 
(訳者 斉藤驩宦@NHK出版)

の中で、

『強い人間原理』 

について次のように述べています。 (298頁)

「 強い人間原理を熱烈に支持し、

神の存在のあかしだと主張する物理学者に、

MITのヴェラ・キスティアコフスキーがいる。

彼女は語る。

『物理的世界を科学的に理解して明らかになる絶妙な秩序は、

神の存在をもってしか説明できない』
 
この意見に賛成する科学者が、

素粒子物理学のジョン・ポーキングホーンだ。

彼はケンブリッジ大学の職を捨ててイギリス国教会の聖職者になった人物で、

宇宙は

『 【なんだっていいような世界】ではなく、

実は特殊で、

生命のために微調整されている。

それというのも、

造物主がかくあるべしと望んで創ったものだからだ』
 
と書いている。

それどころか、

惑星や恒星の運動を神の介在なしに説明する不変の法則を導いたアイザック・ニュートンまでもが、

そうした法則の無駄のない美しさは神の存在を示唆すると考えていた。」

『強い人間原理』を支持する物理学者が少なからずいることがわかります。

シンギュラリティ(特異点)の提唱者で、

世界最高峰の発明家、思想家、
未来学者のレイ・カーツワイル博士はどう考えているのでしょうか?

『ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき』 
(著者 レイ・カーツワイル 監訳者 井上健 共訳者 小野木明恵/野中香方子/福田実 NHK出版)

の中にこう書かれています。 
(473頁)

「 もし宇宙定数、プランク定数、

その他多くの物理定数がほんのわずかでも異なる値であったなら、

原子、分子、恒星、惑星、有機体、人間は存在しなかっただろう。

宇宙はちょうど申し分のない法則と定数を備えているようである。

われわれの宇宙では物質やエネルギーに関する法則や定数の驚くべき設計があればこそ、

生物やテクノロジー面での進化はますます複雑になっているわけだが、

それについてどう説明したらよいだろうか。

かつてフリーマン・ダイソンは 

『宇宙はある意味でわれわれが出現することを知っていた』 

と述べた。」

12の名誉博士号をもち、

3人の米大統領から賞を贈られている、

天才レイ・カーツワイル氏も

『人間原理』 

に関心を持っているようです。

『なぜか宇宙はちょうどいい』 のです。

物理定数や宇宙を規定する値がたくさん存在しますが、

なぜか人間が生きていくのにちょうど良い値に微調整されているのです。

この問題は、

『宇宙の微調整問題』 

と呼ばれています。

これについて詳しく知りたい方は、

世界的な宇宙論学者であり、

高エネルギー加速器研究機構、

素粒子原子核研究所・教授の松原髟F理学博士の著書 

『この世界を創った奇跡のパラメータ22 なぜか宇宙はちょうどいい』 
(誠文堂新光社)

をぜひ、お読みください。

超おすすめです。

ここまでの引用で、

『人間原理』 

についての理解は深まったでしょうか?

『弱い人間原理』 

を採るか、

『強い人間原理』 

を支持するか、

それとも全否定して唯物論や単なる偶然の積み重ねに固執するか、

どれを選択するかは個人の自由です。

私は、

『強い人間原理』 

を支持します。

なぜか?

それは、直観です。

“内なる声”

によるものです。

(結論)
『人間原理を学んで、“人生の意味”を探究しよう!』

『天地創造の謎とサムシンググレート』
(著者 久保有政 学習研究社)
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『最新科学がついに解明 宇宙には意志がある』
(著者 桜井邦朋 徳間文庫)
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『パラレルワールド11次元の宇宙から超空間へ』
(著者 ミチオ・カク 訳者 斉藤隆央 NHK出版)
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『ポスト・ヒューマン誕生コンピュータが人類の知性を超えるとき』
(著者 レイ・カーツワイル 監訳者井上健 共訳者 小野木明恵/野中香方子/福田実 NHK出版)
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『この世界を創った奇跡のパラメータ22 なぜか宇宙はちょうどいい』
(著者 松原隆彦 誠文堂新光社)
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