新選組!! 土方歳三 最期の一日
新政府軍の総攻撃を翌朝に控えた1869年(明治2年)5月10日夜、土方歳三と新選組は敵に向け奇襲をかけ、敵の兵糧を巻き上げていた。その頃、箱館政府総裁・榎本武揚、陸軍奉行・大鳥圭介ら幹部は武蔵楼で別れの杯を交わしていた…。
(wikipedia『新選組!! 土方歳三 最期の一日』より引用)
『新選組!! 土方歳三 最期の一日』(しんせんぐみ!!ひじかたとしぞうさいごのいちにち)は、2004(平成16)年1月〜12月に放映された大河ドラマ第43作目『新選組!』の続編です。2006年(平成18年)1月にNHK正月時代劇として放送されました。
作:三谷幸喜
音楽:服部隆之
主な出演者:山本耕史(土方歳三)、片岡愛之助(榎本武揚)、 照英(島田魁)、池松壮亮(市村鉄之助)他
第43作大河ドラマ『新選組!』では、主人公である局長・近藤勇の死によって締めくくられたが、近藤の盟友である副長・土方歳三は新選組を率いて宇都宮まで転戦しているところで終わってしまい、主な転戦地である会津・箱館までが描かれなかった。
そのため、番組終了後に視聴者から多数の続編希望がNHKに寄せられ、大河ドラマとしては初の続編が正月時代劇として製作される事になった。…
近藤斬首後の土方の人生と新選組の足跡は宇都宮・会津・宮古・箱館と「それだけで大河ドラマ一本ができてしまう激動の一年」であり、続編とはいえ正月時代劇枠の89分で土方最期の一年を語り尽くすことには「土方ダイジェストになってしまう」(いずれも三谷談)と本意ではなかったため、大河ドラマ放送時と同様「一日の出来事をドラマ化する」という手法をとった。その結果、明治2年(1869年)5月10日夜から5月11日、即ち「土方歳三最期の一日」が採用された。
(wikipedia『新選組!! 土方歳三 最期の一日』より引用)
視聴率は、偶然にも裏番組に同じ三谷脚本の『古畑任三郎ファイナル』が重なってしまったためか、9.8%と振るいませんでした。
ドラマのタイトルは「最期の一日」であり、土方歳三が転戦北上した「滅びの美学」をイメージするものではあるが、新選組!最終話において勝海舟(野田秀樹)が近藤を評した言葉「どう死んだかではなく、どう生きたか」を柱に話は進んでいく。これは三谷自身が「正月時代劇なので、新年早々悲しい結末で締めるのではなく、未来に対して明るい希望をもてる結末にしたかった」旨のコメントを残している。実際、土方の死の前は今後の榎本の人生を示唆する展開のあるもの(榎本武揚#明治期参照)であり、土方の死で完結ではなく生き残った新選組隊士たちの姿でドラマはエンディングに向かっていく様子は「滅びの美学」を全否定した前向きなものであった。
(wikipedia『新選組!! 土方歳三 最期の一日』より引用)
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