学力を伸ばすには「一度間違えたもの」をやり直し、「次はできる状態」にする必要があります。
しかしながら、いざ「復習をしよう!」と思っても、なかなか思うようにできない人も多いでしょうから、今回は「復習のしかた」を書いておきます♪
<復習のしかた>
@準備
まず、復習するもの(何を復習するか)をはっきりさせておかねばなりません。いちばんいいのは「授業でやったこと」を教科書で復習することです。で、大切なことが、授業中に疑問を感じたところに「印」を付けておくことこです。
特に「始めて出会った言葉」と「今まで知らなかったルール」には印を付けておいたほうがいいですが、だいたいそういうものは目立つように「太字」や「囲み」が付いていますので印を付けなくても大丈夫です。
私が印を付けてほしいのは「太字になっていないけどよくわからない言葉」です!
A復習する時間
次に、復習する時間(順序)を決めておいたほうがいいです。家庭学習では「宿題の後」にしがちですが、できれば「宿題の前」にやってほしいです。
そんなことをすると宿題が終わらなくなってしまうようでしたら、ちゃっちゃと宿題を終わらせてから始めてもいいです。
B復習のしかた
説明を読んで、言葉とルールを確認してから問題を解いてみる。解けないようなら、解くのをやめて、もう一度言葉とルールを確認する。
自力で解決できないときは、誰か「わかっていそうな人」に質問することが大切です。
ウチの個別トレーニング「スタップドリル講座」は、「ドリルを解いて質問する」以外に「学校の宿題や模試で見つけた質問をする」という使いかたができます♪
今日は、高1会員が「三角関数と空間図形」の質問をしてくれました♪
<こんな問題>
ある塔の高さを測るために、塔の真南から塔の先端の仰角が45°である点をA、塔の真東から塔の先端の仰角が30°である点Bの距離ABを測ったところ240mであった。この塔の高さを求めよ。
<質問>
@仰角(ぎょうかく)とは何か?
A立体的な図が書けない。
<私の答え>
@見上げる角度(底辺から見上げる直線の角度)
A真南と真東をどの方向に書くかを図示する。
ここまでわかれば、あとは塔の高さをxmとして、三角比と三平方の定理を使えば答えが求められます♪
では、復習をよろしく!
スタップ首藤