【「代わり」がいないので…】
退院してから1週間が経ちました。足の筋肉痛がツラいですが、少しずつ「普通の生活」ができるようになっています♪
あの「寝たきりで何もできなかった20日間」が夢のようです。
こうして普通の生活に戻れたのも、私を担当してくださった医療スタッフのみなさんのおかげです。
(感謝してもしきれないほどです)
この「拾っていただいた命」を、私を選んでくれた子どもたちに使いたい。でも、今はまだ無理ができませんから、ひたすら体力を回復させることに時間をかけます。
今日はゆっくり休むことができましたが、明日は午後からスタップニュースを書きに教室に向かいます♪
私には「代わり」がいないので ^∀^b
スタップ首藤
私が独立したきっかけとなったのは「母の死」です。大切な人の死は、何かのエネルギーになるのかもしれませんね。
ご紹介いただいた本は、さっそく取り寄せて読まさせていただこうと思います。
一人でやっていると、自分という人間の輪郭がはっきりしてきます。私にとって、それは自分の人生を生きるために必要なことでした。振り返ると塾教師が向いていたのだと思います。適性とは事後的にしかわからないものですからね。
どんなに小さくて力のない塾教師でも、他人の影のような人生を歩むよりはましだったと感じています。人間は弱いので、他人の意向を気にしていると自分の輪郭がぼやけてきて責任があいまいになり、人格が空洞化し、それを隠すために権力を欲するようになるからです。
塾を辞めて4年になりますが、頭の隅では絶えず若い人たちのことが気にかかっています。そこで、私が塾教師人生の中で最も伝えたかったことを、わかりやすくまとめた本を紹介させてください。首藤先生なら思わず膝を打ってくれるだろうと思います。坂口恭平著『中学生のためのテストの段取り講座』(晶文社)です。
この本は、今の社会の中で希望を見出せず、退屈しきっている中学生や大人たちの人生を根本から考え直すヒントとエネルギーを秘めています。いらぬおせっかいを焼いてしまいましたが、くれぐれも健康に留意され、いつまでも活躍されることを願っています。
一部を抜粋します。
・どんなに小さな力でも毎日継続し、死ぬまで続けたいと思い、楽しんでやっていると、自然とそれがあなたの才能(適性)だと言われるようになります。
・才能とは持って生まれたものを指すのではありません。才能とはその人が何をどれくらい継続したかにすぎません。だから才能がないからやらないというのは論理的におかしな言葉なのです。試さない限り、そしてその挑戦を継続しない限り、才能は発生しませんから。
先日は突然のお電話にも関わらず、親切に対応してくださいましてありがとうございました。初めてお話しさせていただきましたが、なんとなく昔からの知り合いのような心持ちでお話ができました。
私が1人で始めたのは、独立するまでの15年間で「他人には任せたくない」という気持ちが強くなったからだと思います。@子どもへのアプローチAどこから教えるかBどこまで教えるか は、「子どもの現状」から判断するものです。ただ「入試のテクニック」のみに終始する指導に疑問を感じ、「こんな塾を作りたい!」と思って始めたのがスタップです。
今度は美味しいコーヒーを飲みながらお話ししたいです。