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2017年03月18日

18冊目 スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

スター・ウォーズ エピソード2:クローンの攻撃 (講談社文庫)






遠い昔、はるか彼方の銀河で・・・


"ナブーの戦いから10年。共和国の軍隊創設法案に反対し、暗殺の危機にさらされた元老員議院パドメ・アミダラの身を守るため、ジェダイ評議会からアナキン・スカイウォーカーが派遣された。ジェダイは結婚を禁じられているが、美しいパドメとの再開にアナキンの心は乱れた。一方、暗殺者の正体を探るオビ=ワン・ケノービは驚くべき事実を突き止めた・・・。"


さて、やっとエピソード2です。

こちらのエピソード2 クローンの攻撃はエピソード1のナブーの戦いから10年後の物語で、アナキンは20歳になったばかり。

このスター・ウォーズの物語というのはSFファンタジーではありますが、その舞台となるのが汚職にまみれた政治家の腐敗、あるいは高い関税といった経済活動上の問題を抱えた銀河共和国です。

その舞台である銀河共和国において、今おこっている危機というのが分離主義者の台頭です。

その目的は自由経済の実現にあるようです。

それに対し銀河共和国元老院では軍隊創設法案可決にむけて話が進んでいるところでありますが、元老院においても意見がわかれなかなか決まりません。

このように現実社会とかわらない問題を抱えている生々しさがスター・ウォーズの面白いところでもあります。


さて、その銀河共和国元老院に仕え銀河の平和に貢献する使命を担っているのがジェダイ達であるわけです。

で、今回このジェダイ達の強敵となるのがドゥクー伯爵です。

このドゥクー伯爵はもともとはジェダイ・マスターであり、ジェダイ・マスターのなかでもとりわけフォースが強く、カウンシルのメンバー全員に尊敬されていた人物ですが、堕落した銀河共和国の政治家に仕えるジェダイは真の任務を裏切っていると感じたようで、10年前にジェダイオーダーを去っています。


まあ、わからなくもないような・・・


そして10年ぶりに姿を現したドゥクー伯爵は分離主義者のリーダー的存在となっているわけですが、どうもその背後にはダーク・シディアスがいるようです。

このドゥクー伯爵がジェダイオーダーを去ってからの10年間に彼に何が起こったのか?

実に興味深いところです。



で、アナキンのほうはというと母親を助けることができず、怒りに心を奪われてタスケン・レイダーを皆殺しにしてしまうわけですが、この時点ですでにダークサイドに堕ちたのではないかと思いますが、いかがなんでしょうか?

さらに、ジェダイコードに反してパドメと恋に落ちて結婚してしまう始末・・・



さて、今回はマスター・ヨーダのお言葉をひとつ・・・


マスター・ヨーダがまだ幼いジェダイ候補生にライトセーバーの指導をしていた時のこと・・・


考えるな、感じるのだ




どっかで聞いたことあるような・・・




さあ、いよいよ次回からは悲劇のエピソード3へとむけて時代が進んでいくことになります・・・





フォースがともにあらんことを・・・


読んでみたい方はこちらからどうぞ
スター・ウォーズ エピソード2:クローンの攻撃 (講談社文庫)



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